美食の郷リヨンに誕生したリヨン国際美食館(La Cité Internationale de la Gastronomie de Lyon)が、コロナウィルス危機による景気下落で閉館を決定。
美食館はコロナウィルス危機が襲来する9カ月前、レストラン、博物館、実習、そしてフードツアーを楽しめる食の総合商業施設として美食の郷リヨンにオープン。
しかし、コロナ危機には勝てず。封鎖緩和により飲食店の再開が始まったものの、「経済と観光の不安定な状況に直面し、再生を試みたものの、同館は再開させないことを決定した」と美食館が声明を発表。
4,000平方メートルを有する施設は、ローヌ川を望む築800年の歴史的建造物(Grand Hôtel-Dieu)を利用。同館は当初より、「文化的要素が欠けている」と批判を受けていたところ。
「あまりうまくいっていなかった。子供エリアなど好評な部分もあったけれど、根本方針が明確ではなかった」というのは、戦略委員を務めたシェフ、マルコン氏の話。
今回の地方選挙で緑の党から当選したメトロポール・ド・リヨンのベルナール県議会議長いわく、「閉館はリヨン住民にとって、2010年に改築された旧病院というリヨンを象徴する歴史的建造物を再生利用できるよい機会」と。
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ボルドーのワイン博物館(Cite du Vin)が、なかなかの話題ですからね。こちらは、ワインに焦点が絞られているところが、魅力なのでしょうか。。。
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