フランスの集団感染地域である「クラスター」に指定されている、東フランスはオー=ラン県のミュルーズにあるエミリー・ミュラー病院では、「状況は収拾された」というにもかかわらずひっきりなしに電話が鳴り響く状態。

 

 

月曜日までに、1,900件の問い合わせの電話を記録。そのうち、1,200件がコロナウィルスに関するもの。それでも3分の1の電話が、とり切れずにいる状態。

 

「一時的にこのような事態に陥ることはあるけれど、ずっとこの状態が続いているのは問題」という医師。スイスとドイツの国境に近いミュルーズの医療従事者は、感染抑制に奔走。

 

多くの感染者の感染源は、2月17日から24日まで1週間続いた福音教会の集会。2,000人ほどが参加し、感染は南アメリカの仏領ギアナまで広がってしまった次第。 月曜日の時点で、オー=ラン県だけで193人の感染者が確認。

 

「重症で集中治療室にいる患者は十数人」ということで、政治家で初めて感染が確認されたオー=ラン県を代表する国会議員も、集中治療室で治療を受ける患者の1人。

 

「大きな挑戦。戦場にいるよう」という病院間のネットワークを指導する指揮官は、特別な状況下における対策 'White Plan' を促進。

 

コルマールの病院では、感染患者のために4病棟を開放。緊急を要さない手術を中止し、感染診断に建物1棟を開放。また退職した医師らにも、援助を要請。72歳の開業医は「呼ばれたら、みな来るはず」と。

 

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福音集会がこんなことになってしまうとは。集会が開かれた時点では、まだフランスも感染者が12人と、さほど危機感がなかった頃。いろいろなところから人が集う。これが災いしました。。。

 

 

 

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