2018年にフランスで最も人気の女の子の名前は、2年連続でエマ（Emma）。また男の子の名前も、2年連続でガブリエル（Gabriel）。
女優エマ・ワトソンもフランス生まれ
エマという名前は、フランスの小説家フローベールが描いた『ボヴァリー夫人』の名前（エマ・ボヴァリー）であるにもかかわらず、フランス語の一般名として認識されていないもの。イギリスの伝統名と思われがちだけれど、実はゲルマン語が起源。
2番目に人気のある女の子の名前は、スペイン語源のジャッド（Jade)。そして3番目に、やっとフランス伝統名であるルイーズ（Louise)が続くところ。
女の子の人気名トップ10は以下の通り：－
1、Emma（エマ）
2、Jade（ジャッド）
3、Louise（ルイーズ）
4、Alice（アリス）
5、Chloé（クロエ）
6、Lina（リナ）
7、Léa（レア）
8、Rose（ローズ）
9、Anna（アンナ）
10、Mila（ミラ）
人気のある男の子の名前は、比較的フランス伝統名に固執しており、ガブリエルの次はラファエル（Raphaël）、レオ（Leo）、ルイ（Louis）と上位4位は前年度と同じ。
男の子の人気名トップ10は以下の通り：－
Gabriel(ガブリエル）
Raphaël（ラファエル）
Leo（レオ）
Louis（ルイ）
Lucas（ルーカス）
Adam（アダム）
Arthur（アルテュール）
Jules（ジュール）
Hugo（ユーゴ）
Maël（マエル）
またフランス代表のサッカー選手であるキリアン・エムバぺ（Kylian Mbappé）の影響により、2018年には1,211人のキリアンくんが誕生。
そしてフランスで人気の歌手アヤ・ナカムラ（Aya Nakamura)の影響により、1,169人のアヤちゃんが誕生。ちなみにアヤ・ナカムラは、マリ共和国出身のフランス人で、アヤは本名であるものの、ナカムラは芸名。
でも過去にフランスで最もスーパースターの影響を受けた名前はケビン（Kevin）で、1991年には14,087人のケビンくんが誕生。この前年にケビン・コスナー主演の『ダンス・ウィズ・ウルブズ』と、マコーリー・カルキン演ずるケビン・マカリスターが大奮闘する『ホーム・アローン』が放映された次第。
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フランス人って、結構ミーハーなんですね。。。
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