燃料値上げに反対し、昨年11月17日土曜日に始まった「黄色いベスト」による抗議活動は、昨日で10回目を迎えたものの、警察との衝突により負傷する抗議者が上昇しており、警察を非難する声が高まりつつある次第。

 

 

警察の暴力に対し軍備縮小を求める団体によると、昨年11月17日以来、重傷を負うケースは98件、失明に至ったケースは15件に至るということ。

 

これには警察が使用する40㎜のゴム弾と、爆音閃光を発するスタングレネードが批判されているところ。

 

先週土曜日のボルドー抗議に参加した41歳の元兵士は、ゴム弾により失明。「もう、フランスという国を誇れない」と。

 

また1月10日にも同じくボルドーで、ゴム弾の攻撃を受けた抗議者が、脳出血の被害を受ける事件が発生。ビデオがソーシャルメディアで公開され、「警察は10m以内の距離から、頭を狙ったことは疑いない」と夫人が発言。

 

「警察がゴム弾を使用しているのは、フランスのほかにドイツとスペインだけ」というスイスはローザンヌ大学のセキュリティー研究者は、「至近距離で使うと、戦争兵器となる」と民主主義において容認すべきではないものという見方を公表。

 

警察がゴム弾を使用するにあたっては、「本当に必要な時に限り」、「状況に応じて」、「最低10m距離を置いて、首より下を狙う」という規則があるものの、あまりにも多くの抗議者が頭を負傷していることから、従われていないのではないかという疑問の声が。

 

これに対し警察と政府は、ゴム弾の使用を擁護。警察は「ガラス瓶やコンクリートブロック、酸性の劇薬やボルトの攻撃を受ける我々にとって、ゴム弾は相手を脅す武器。我々からゴム弾を取り上げたら、抗議活動に出動する警官はいなくなるだろう」と。

 

カスタネール内務大臣も、警察への批判には口を閉ざしている次第。

 

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確かにゴム弾とはいえ人を負傷させるものである以上、至近距離で使用されたり顔や頭を狙われたらたまったものではありません。でも自分たちの暴動行為を棚に上げ、相手の防御行為を非難するという抗議者たちにも、疑問を感じざるを得ませんが・・・

 

 

 

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