フランスの観光名所は、城、国立公園、美術館、そして遺跡と、バラエティーに富むところ。そんな名所を、県ごとにご紹介。
フランス本土96県、県番号34番は、フランス南部のエロー県(Hérault)。ここの見どころは、ヴァルマーニュ修道院(Abbaye de Valmagne)。その建築とワイン製造で、フランス人はもちろん海外の観光客を魅了する場所です。
12世紀に建築された修道院に居住したのは、ベネディクト会修道士。僧侶らは、敷地内にワイン製造用にブドウ園を耕作しました。
300人近くの僧侶が暮らすようになり、もとのロマネスク教会は手狭に。1257年に新たなゴシック教会が建ち、今に伝えられるところ。北の大聖堂をモデルに作られた、縦83m×横53m×高さ25mの建物は壮大です。
フランス革命後、修道院は国家資産として没収。1791年に個人へ売却され、教会は樽を備えてワイン貯蔵室に変貌。1838年にティレンヌ伯爵に売却され、現在も子孫が受け継いでいるところ。
製造されたワインやビールは、修道院内のレストランでご賞味あれ!
詳細はこちら:-ヴァルマーニュ修道院
ランキングに参加中。よろしくお願いします!