ビズの国、喫煙大国、日曜日はお店の休業日・・・いろいろな実情がささやかれているけれど、本当のフランスって、どんな国?フランス人って、どんな国民?フランス人の本質に迫る、ニュージーランド人ルポをご紹介!

 

 

1、友達作りは難題

人間関係に関して言えば、フランス人はココナッツのよう。相手と本音の話ができるまでには、時間と手間がかかるもの。フランス人は、幼稚園のマテルネルから大学まで、一緒に学んできた学校の友達を大事にする傾向が。この過程で築かれた友情関係が存在するゆえ、到着したばかりの外部者が求めるほど、フランス人は新たな友人を求めない。

 

幼稚園の年長にして、長男の学校仲間には特別な結束を感じるもの。。。でもおかあちゃんは、ママ友から干渉されたくないから、楽だわ~

 

2、会議はいつも混乱状態

課題について結論を下し、実行計画を打ち出す効率的な会議・・・そんなものはフランスに存在しない。時間にルーズなフランス人の会議は、10~15分遅れて始まり果てしなく続く。目の当たりにするのは、フランス人の議論に対する情熱のみ。というのも、フランス人は学校で、異議を唱える方法を教わるから。大人社会の会議はこの延長であり、いかに相手の意見を叩くかというところにある。そして最後に、何の解決策も出ないまま、「以上(et voilà)」 で締めくくられるのが常。そして何らかの結論が出たにせよ、その後のボスの意向で変更されることも。結局みな、自分自身の目的を遂行すべく自室に戻っていく・・・

 

学校のPTAの会合も、こんな感じでした。そこで言い争うか?というようなところで、議論は果てしなく繰り広げられ・・・ 'et voilà' と 終了したのは20時。もう出席しないわ~

 

3、他人の意見に傷つくことなかれ

ある調査によると、フランス人はイスラエル人、ロシア人、そしてオランダ人と並んで、否定的な返答をする最も率直な国民。どれだけ素晴らしいプレゼンテーションをしたとしても、反応は「まあまあだね(pas mal)」。その一方、何か失敗をすれば、すぐにその知らせがやってくる。いつまでたっても、優秀者にはなれない気分。家族や友人との間でもしかり。

 

なんだか最近こっちまで、感想を聞かれると、 'pas mal' と反応してしまう癖が・・・すごい肯定的でもなく、否定的でもなく、あいまいさが楽なのね~

 

 

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