南西フランスはランド県の農家で、鳥インフルエンザの疑いがあるウィルス型が検出されたことを受けて、予防対策のた2,700羽以上のアヒルが殺処分された次第。

 

 

ランド県の町メイランにある農家で行われた検疫により、H5型ウィルスが数羽の鳥から検出され、感染が広がる前に殺処分を決定。

 

農家を中心に直径1㎞が規制地域とされ、人と家禽類の移動に制限を設け、ウィルス拡散の防止措置が施された模様。なお、このウィルスが人体に危害を及ぼす恐れはないということ。

 

殺処分という事態を招いたものの、この農家において病死した鳥などといった、目に見える感染被害はなく、昨年12月に同県の他の農家で発症した鳥インフルエンザとの関連性は、まだ明らかになっていないところ。

 

12月にウィルス感染が見つかった農家はメイランより20㎞離れており、1,400羽のアヒルが殺処分されるに至ったという話。

 

昨年末、お隣のロット=エ=ガロンヌ県でも、12,000匹以上の動物を所有する農家で、弱小型のH5N3が検出。農家はしばらく隔離されたものの、アヒルは殺処分まで至らず、現在農家は再び操業を開始。

 

農家にとっては、人間のインフルエンザより怖い、鳥インフルエンザ。検疫官から「陽性」宣告を受けるのは、自身が死刑判決を受けるような衝撃だと思います。。。

 

鳥インフルエンザは、人間のインフルエンザ同様、毎年のように流行るものなのですね。ほんと、農家の方の忍耐力には頭が上がりません。

 

 

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