三重県桑名市、七里の渡し、九華公園(桑名城址)、六華苑(旧諸戸邸)を歩いてみた。 | すろう人の単車旅

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初老夫婦のずっこけバイク旅&日常

比較的自宅からは近いのだが、なかなか訪れることの少ない三重県は桑名市にやってきた

旧東海道の中で唯一の海上ルートとして知られる「七里の渡し」跡からスタート(七里の渡しは名古屋市の熱田湊と結ぶ旧東海道の水上ルートの船着き場で、お伊勢参りの拠点ともなり賑わった宿場町)

旧東海道の風情が今も残っている。

揖斐川に沿って散りかけた桜の道を15分程進むと桑名城址の九華公園がある。

複雑に入り組んだお濠に囲まれた公園はまだまだ桜が見ごろで、穏やかな好天のせいも有り大勢の老若男女が思い思いに春のひと時を楽しんでいる。

桑名市の観光協会の運営する遊覧船も浮かんでいる。(大人800円)

 

 

外堀を出ると路地の先に春日神社が見えたのでちょと参拝に寄ってみた。

 

日本一やかましい祭りとして知られる「桑名石取祭」が毎年8月の第一土日にこの神社を中心に行われている。

 

 

次に向かったのは六華苑と呼ばれる旧諸戸清六邸(有料;大人460円)

 

パンフレットに寄れば、山林王と呼ばれた桑名の実業家、二代諸戸清六の邸宅として大正2年に竣工とある。

この洋館は鹿鳴館などを設計し「日本近代建築の父」と呼ばれた、ジョサイア・コンドルが手掛け、地方に唯一残る貴重な建物で、国の重要文化財に指定されている。

洋館と和館は繋がっていて内部も一緒に見学が出来る。

他にも三重県や桑名市の有形文化財に指定されている離れ屋なども多数見ることが出来ます。

建物以外でも、国の名勝に指定されている庭園も一見の価値が有ります。

 

今日の東海地方は気温20℃前後で、昨日までの強風と雨が嘘のような最高の行楽日和に恵まれ、昼ご飯を食べるのも忘れ2時間ほどの散策を心ゆくまで楽しみました。

 

 

 

 

サァー昼ご飯は「歌行燈」で名物の蛤御前をいただくとしましょうか!