一般社団法人ライフグラン®協会 代表理事の川島櫻之です。
いつも温かく応援下さいましてありがとうございます。
ハンドメイド初心者さんが知っておきたい布の基礎知識
Vol.5「布はどうやってできあがるの？」
ハンドメイド初心者さんが、ハンドメイドされる際に、
布を使う場合の「布」の基礎知識、
布の基礎知識 第一弾として
布になるまでの「布のライフストーリー」（Vol.1～５）までを
お伝えしています。
今回は、シリーズ最終話 ５．布はどうやってできあがるの？
いよいよ布になる工程をお伝えしていきます。
わたしたちが着る洋服には、
綿、麻、シルク、ウール（毛）などがあります。
伸縮性のあるもの
裏地として適しているもの
ニットのように暖かくしてくれるものなど、
それぞれの特長があります。
５．布はどうやって出来上がるの？
答え：糸を織ったり、編んだり、まとめて接着してつくる
「織物」「編物」「不織布」としてできあがる！
「織物」「編物」「不織布」としてできあがる！
織物について
織物は、経糸（たていと）と緯糸（よこいと）を
90度に絡ませて織ってつくられる。
90度に絡ませて織ってつくられる。
糸の並び具合で、できあがる布が変わる。
織り方には、三大組織といって、
- 平織（ひらおり）
- 綾織（あやおり）
- 朱子織（しゅすおり）がある。
昔話に出てくる機織りを思い出すと、
経糸（たていと）と緯糸（よこいと）を
寄せて織って布に仕立てますが、
この経糸（たていと）と緯糸（よこいと）の
並び具合で、布の光沢感や丈夫さ、伸縮性など
布の特長が変わってきます。
各織物を代表とする布は、
- 平織・・・Yシャツの生地やシーツの生地など（糸目が交互、きっちり感）
- 綾織・・・デニム（斜めに糸模様が浮き出てくる）
- 朱子織・・・サテン（ピカピカツルンとした光沢感）
です。
編物について
編物は糸を編んでいくので、伸びるのが特長です。
Tシャツやニットなどが編物です。
不織布について
不織布は、繊維を絡ませて、接着してつくるのが特徴です。
マスクやバッグなどに使われている布です。
まとめ：布はどうやって出来上がるの？
・糸を織ったり「織物」、
・編んだり「編物」、
・まとめて接着「不織布」して つくる
・糸を織ったり「織物」、
・編んだり「編物」、
・まとめて接着「不織布」して つくる
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