今日は恵比寿ガーデンシネマへ。
スウェーデン映画「ロッタちゃん はじめてのおつかい」を観てきました。
長くつ下のピッピと並んでスウェーデンを代表する童話の主人公のロッタちゃん。2本の映画は日本では2000年に公開されました。
今回は2Kリマスター版での再上映。
予告編ではロッタちゃんがプリプリ怒ってるとこばかり編集されていて、冒頭から嫌な夢を見たせいで機嫌が悪いシーンで始まるけど、
根はいい子。
ママと喧嘩になってお隣のおばあちゃんベルイさんの家へ逃げ込むけど、夜になると無性に寂しくなって仲直り。
ベルイさんの他にもお菓子屋さんのバジリスさん、ゴミ収集のおじさん、ガソリンスタンドの夫婦などロッタちゃんが住んでる町の大人はみんな優しい。
ベルイさんのロッタちゃんを見る目はまさに孫を見るおばあちゃん。
イースターでもお菓子ちょーだい!はやるんだね。
なぜかカメラ目線のダルメシアン。
土曜日にキャンディを買いに行くのが楽しみだったバジリスのお菓子屋さんが売上不振で店を畳むことになったのを聞かされ、涙をポロポロこぼして悲しむロッタちゃんにバジリスが掛けた言葉は「ロッタちゃん、キミはいつもハッピーな子でいるんだぞ」
ロッタちゃんのこの感じ、奈良美智の絵に似てますが
公開当時、やっぱり描いてました。
このシーンのロッタちゃんはパンキッシュ。
あとチャラン・ポ・ランタンのボーカルの桃がブタのぬいぐるみをぶら下げてステージに立ってたのは、ロッタちゃんの影響だとチャラン・ポ・ランタンの姉、小春のコメントがこの映画のパンフレットにありました。
ロッタちゃんのもう一つの映画「ロッタちゃんと赤いじてんしゃ」は3月22日から上映。