TOVE | 老いたスナフキン放浪記 3rd season

老いたスナフキン放浪記 3rd season

旅好き音楽好きの懲りない男の放浪記




今日はヒューマントラストシネマ有楽町で「TOVE」を観てきました。









「ムーミン」の原作者のトーベ・ヤンソンを描いた映画。









観終わった後の感想は。。。

観なかった方が良かったかなという部分もあった。トーベ・ヤンソンのプライベートをそこまで覗き見したくはなかったなと。










父親がフィンランドでは著名な彫刻家で画家を目指すトーベは父親とはそりが合わなかった。
















そんな環境に耐えきれず空襲にあってちょっと壊れた部屋を借りて、自分で全部修理して一人暮らしを始める。










ヘルシンキ市長の娘で舞台演出家のヴィヴィカ。彼女とは激しく愛し合うことになる。






 



このイラストを描いているときに父親に「これが芸術か?」と言われるが。。。
お父さん、娘さんが描いたその絵は世界中に広まって遥か日本にまでやって来ましたよ!

そんな父親も亡くなったあとに母親からトーベに手渡された一冊のスクラップ・ブック。
ムーミンの新聞の連載やトーベの絵が載った雑誌の切り抜きなどが全て保存されていた。
















ムーミンの魅力に最初に気づいたのはヴィヴィカだった。
















トーベも一度は結婚していて、彼が勤める新聞にトーベの漫画が掲載され「ムーミン」は世に認められることになる。










ヴィヴィカにより舞台化された「ムーミン」
興行は大盛況に終わるも、二人はこの後に別れてしまう。










トーベ・ヤンソンが生きたこの時代は同性愛はフィンランドでは犯罪で、1981年まで精神疾患として扱われたそうです。
大変だったね。
 

来月、横浜そごう美術館でムーミン・コミック展があるのでそれも観に行こうかな。