ケア提供者自身のグリーフケア〜その3 | 幸せの導標(しあわせのみちしるべ)

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一般社団法人ライフエンディング・アシストの和田です。

こんにちは!
一般社団法人ライフエンディング・アシスト
理事・副代表の和田尚久です。


終末期ケアの現場で働く医療者(ケア提供者自身)のグリーフケアについて、今日も京都大学大学院医学研究科 田村 惠子 教授の「がん専門看護師からみたグリーフケア」からご紹介いたします。


【自分自身の悲嘆のケア】
◆デスケースカンファレンス
 ●ケアの振り返り、患者について語り合う機会

◆専門職の活用
  ●組織内のカウンセリングの場の活用、
    専門看護師への相談 など

◆エンド・オブ・ライフ・ケアに関する
   知識と技術の向上

◆ストレス・マネジメント

               (広瀬, 2011; Vachon MLS, 2010)

ケアの担い手としての自己認識
●他者をケアするには自分自身を深く認識すること
 ー 何を考えているのか
 ー 何を感じているのか
 ー 何を大切にしたいと思っているのか
 ー 私にはいったい何が欠けているのか
 ー 私は何に反発しているのか
 ー 私はどんな偏見や危機迫る問題をもっているのか
 ー 自分の中にある「静かにささやく声」を聴く

【多職種チームによるケアの実践】
 ●患者を中心としたケアを実践するために
 ー より適切なケアの実践のために不可欠
 ー まだまだ根強いヒエラルキー?
 ー 誰のための話し合い?
                  ⬇︎
 ●緩和ケアや週末期に従事する者としての専門性をもつ
 ●専門性を持ちつつ協働する
 ●同志としての支え合う関係づくり

【ストレス・マネジメントの方法】
◆自己のストレスの原因を見つめる
◆自分の限界を認める
◆ストレスの対処方法を習得する
◆気分転換
  ●日記、運動、リラクゼーション、趣味、遊び など
  (Vachon MLS, 2010; 黒瀬 他, 1999; 近藤 他, 2005; 小田切, 2009; 荒川 他; 2001)


患者を中心としたケアを実践するためには、自分自身を深く認識すること、自分の中にある「静かにささやく声」を聴くこと。
それぞれが専門性を持ちつつチームとして協働する、同志として支え合う関係づくりをすることが大切なんですね。


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自分のことをきちんと伝えることは自分のためであると同時に大切なひとへの思いやりです。

自分のことをきちんと伝え、自分らしく生きていくことに年齢は関係ありません。

私たちは、失われつつある家族とのコミュニケーションや地域とのつながりを再生させるとともに、経済産業省が提唱する豊かなライフエンディングステージを実現するために活動を行います。

エンディングノートを「よりよく生きるためのツール」「大切なひととのコミュニケーションのためのツール」と位置づけ、わたしたちはハッピーライフマップと呼んでいます。
自分らしく生きること、生きているときに役立つハッピーライフマップについてセミナー、体験会、インターネットテレビでみなさまにお伝えしています。
まずは、自分のこと、家族のことをきちんと考えて書くことから始めませんか?
一般社団法人ライフエンディング・アシストでは

西宮市後援
西宮市社会福祉協議会後援
明石市後援
明石市社会福祉協議会後援

「知っておきたい終活セミナー」
として、終活やエンディングノートについて、
テーマを決めて月一回お話させていただいています。
この他にも、地域でのご依頼や、カルチャークラブでもセミナーを受講いただけます。
また企業の福利厚生の一環で従業員のみなさま向け、リタイアされたOBのみなさま向けにお話させていただくこともできます。


お問い合わせは…
lifeendingassist @gmail.comまで

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