「レモン酢」を作りました。
夏、レモンのクエン酸、お酢の酢酸とアミノ酸の働きで
疲労回復・夏バテ予防に効果バツグン ♪
小さじ1杯を氷水に溶かして飲むんです。
さて、
「終末期医療に関する事前指示書」ですが、
具体的な内容について書きますね。
1. 痛みに対して
対処してほしいか、ほしくないか。
そして、鎮痛剤を使う場合、意識の低下をよしとするか、
痛みはのこるが、意識はしっかりしている程度か、
など、具体的に考える必要があるかもしれません。
がんなど、痛みに対しては、徐々に強い鎮痛剤を使います。
麻薬系の鎮痛剤の副作用としては、
眠気・呼吸抑制・せん妄・幻覚があります。
死期を早めることも考えなければなりません。
この場合は、最初は意識があるでしょうから、
しっかりとメリット・デメリットを事前に調べておいきましょう。
ぼくは、痛みの緩和は、十分にお願いしたいですね。
できるだけ通常に近い生活が送れるようにしたいものです ♪
末期になればそんなことも言ってられませんが、
副作用はあっても、痛みだけは何とかしてほしいですね。
2. 心肺停止の状態になったとき
心臓や呼吸が停止したときに救急蘇生処置をしないでほしい、
救急蘇生処置はしても人工呼吸器にはつながないでほしい、
積極的に蘇生処置をしてほしい、
など、いくつかの措置があると思います。
人工呼吸器は装着後は、外すことはできない、
と考えておきましょう。死ぬからです。
そのため医療機関は外しません。
ですから、ぼくは、
延命のために人工呼吸器を使用することは、
拒否します。
また、心肺蘇生についても、
回復の見込みがなく、延命のためだけであれば
同様に拒否をします。
在宅医療の場合でしたら、
そのまま、家族に看取ってもらいたい、
と思っています。
ただし、拒否をするのは、「終末期」に限ります。
事故や心臓疾患、脳疾患の場合など、
心肺蘇生で救命できて、
治療や手術など医療行為によって
回復する可能性があれば、蘇生をお願いします。
実際に回復するかどうかは、わからないと思いますが。
心肺蘇生が必要なときは、「意識がないとき」ですから、
事前に自分の意思を表明しておく必要があるでしょうね。
蘇生処置をすることで、救命できて、
次の医療処置ができ、回復に向かうこともあります。
心肺蘇生が必要になったときの状態によって、
対応も違いますので、
時間をかけて、自分で十分に調べて、
そして、家族の方や医療機関の方とも相談をしておきましょう。
家族の方は、突然のことで冷静な判断を下せないかもしれません。
そのため、心肺蘇生措置を希望するかもしれませんし、
救急隊や医療機関の方の言うとおりにするかもしれません。
在宅医療の場合、かかりつけ医(主治医)がいるでしょう。
しかし、119番に連絡をした場合、
東京消防庁では、
「心肺蘇生を望まない心肺停止傷病者に対する救急活動の中で、
本人の意思確認、家族等通報者の同意など
一定の条件を満たした場合に心肺蘇生を中止し、
そうでない場合は、通常の心肺蘇生を継続して
医療機関へ搬送すること。」とされています。
【要件】
- ACPが行われている成人で心肺停止状態であること
- 傷病者が人生の最終段階にあること
- 傷病者本人が「心肺蘇生の実施を望まない」こと
- 傷病者本人の意思決定に際し想定された症状と現在の症状とが合致すること
「伝えられる方法によらず、
傷病者本人の「心肺蘇生の実施を望まない意思 」 の確認は
必ずかかりつけ医等に行う。」とあります。
東京消防庁<心肺蘇生を望まない傷病者への対応について> (tokyo.lg.jp)
ちょっと、長くなりましたので、
続きは次回へ。
水分・栄養補給についてお話をします。