フラット35とは。。。
民間金融機関と住宅金融支援機構が提携して提供する最長35年の全期間固定金利住宅ローンです。
まずは、1次情報を確認しましょう。
ここで説明するより、直接フラット35のサイトを見た方がいいでしょう。
以下のサイトにアクセスして、フラット35の特徴をみてください。
https://www.flat35.com/index.html
フラット35には
- 優良住宅取得支援制度のフラット35Sがあり、省エネルギー性や耐震性、耐久性や可変性などの要件を満たしている住宅を購入する場合、金利の引き下げを受けられます。
2. フラット20は15年以上20年以下の借入期間の場合、フラット35の金利よりも
低い金利となります。
3. 1と2を合わせれば、さらに低い金利が適用されます。
過去、建物価格の100%を借入れることはできず、90%までの借入しかできませんでしたが、
最近は100%の借入まで可能となっています。
住宅ローンはフラット35だと、言い切ってしまいましたので、住宅ローンについては語るものは何もないのですが、それに付随するいくつかの事について説明させていただきます。
実は家を購入する場合、家の金額だけでは家を購入することはできません。
家を購入するには、様々な手数料や税金、保険料など支払う必要があります。
まず、全体像から確認しましょう。
住宅を購入する場合、住宅資金としての予算は
予算=建築工事費+消費税+諸費用+その他
え?諸費用ってなに?その他って?
諸費用とは?
1. 契約時
01. 印紙税
契約書に貼る印紙(請負・売買契約書の金額による)
02. 登録免許税(保存・移転登記)
固定資産税評価額による
03. 登記手数料(表題登記)
土地家屋調査士への費用
04. 登記手数料(保存・移転登記)
司法書士への費用
05. 不動産取得税
固定資産税評価額による
06. 仲介手数料
不動産業者への費用(物件価格×3%+6万円)
07. 消費税
登記手数料、仲介手数料に課税8%(2019年10月1日から10%の予定)
2. 住宅ローン手続時
01. 印紙税(契約書印紙代)
融資金額によります。
02. 事務手数料
銀行の事務手数料。銀行により違います。
03. 住宅ローン保証料
融資額や返済期間により異なります。保証料は住宅ローンを実行するときに
一括で支払う方法と、金利に上乗せして支払う方法があります。
04. 火災保険料+地震保険特約料
所在地、建物構造、保険期間により変わります。
05. 団体信用生命保険特約料
融資金額、返済期間、保障内容によって異なります。
06. 登録免許税(抵当権設定)
融資金額による
07. 登記手数料(抵当権設定)
司法書士によって異なる。
その他費用とは?
01. 中古住宅の場合:固定資産税清算金
前所有者との間で清算
02. 引越代、粗大ゴミの処分費
03. 一戸建ての場合、地鎮祭、上棟式、など
04. 建替えの場合
解体工事費用
仮住まい費用
05. マンションの場合
修繕積立金(一時金)
06. 家具、照明、家電、カーテンなど
さて、ちょっとうんざりしてきませんか?
1.契約時、2.住宅ローン手続時の費用は、細かく考えても仕方ないので
物件価格の5%
を見ておけば、だいたい大丈夫です。
その他費用は、建替えなのか新築なのか、マンションなのか一戸建てなのか、家具などどこまで用意するのかによって変わってきますので、事前に幾ら位掛るのか、ある程度見通しを立てておきましょう。今すぐに金額が分からないものもあります。
ここまでくれば、家造りの大体の総額がわかりましたね。