昨日、金利が上がって変動の住宅ローンの返済も増えるし、物価が上がるし
たいへんだぁ〜って言ったけど・・・
まぁ大変よね。
しかし住宅ローンと食べ物だけで、生活がカツカツという人は少ないはず。
多少なりとも貯蓄したり、家族で旅行に行ったり、ね。
少しは余裕あるでしょ。
そんな、あなたにちょっとだけ朗報です!!
金利が上がったので、貯蓄にも利子が付く様になりました。
銀行預金の金利なんて0.5%程度じゃ、お話にならないとお嘆きの
貴兄に・・・いや、奥様か・・・
まぁ、ちょっと聞いてくだされ。
2024年のマイナス金利解除に始まり、2025年には政策金利が0.75%へ。
そして2026年6月現在、市場の視線は「政策金利1.00%への追加利上げ」と
いう極めて現実的なシナリオに注がれています。(たぶん1%になるはず)
日本の長期金利(10年物国債利回り)は2.4%を超えて推移し、一時は
2.7%台を伺う局面さえ珍しくなくなりました。
2. 「現預金」という安全神話の崩壊:実質金利の罠
金利が付くようになったことで、「預金に戻れば安心だ」という安直な
楽観論が広がっています。
確かに、メガバンクの普通預金金利が0.3%に達し、ネット銀行では
0.75%を超えるケースも出てきました。
しかし、注視すべきは額面上の「名目金利」ではなく、物価上昇率を
差し引いた「実質金利」です。
2025年に5%台に達した力強い賃上げを背景に、日本のインフレは
定着しつつあります。
例えば、預金金利が0.5%であっても、インフレ率がそれを上回って
いれば、あなたの保有する資産の「購買力」は日々目減りしている
ことになります。

3. 債券の「失われた10年」の終わり
現在、日本国債(10年物)利回りは2.4%〜2.7%を推移し、超長期債に
いたっては3%台のインカムが見込める環境です。
さらに特筆すべきは、個人向け国債の「変動10年」タイプです。
2026年6月時点で利率は1.5%程度まで上昇しており、元本保証(国による保証)
という極めて低いリスクが特徴です。
これに加え、米ドル建て債券(4%台)を組み合わせることで、インカム
(利息収入)を軸にした安定運用の基盤を構築できるようになりました。
NISAは比較的安心ですが、リスク資産(株式)であることには変わりは
ありません。社会情勢で大きく変動します。
確実性の高い利回りを積み上げる「債券」にポートフォリオの重心を
移動させることで、株式だけで得られない安定を得ることが可能です。
ほんの数年前、住宅ローンの固定金利が1.2%程度だった頃、言うことを
聞いて固定金利で借りた人たちは、今は余裕です。
所得が増える傾向にあり、相対的に返済額の負担感は減っていきます。
言うことを聞かず極端に低い変動金利に飛びついた人、この金利じゃ
ないと返済できないと言っていた人。そんな無理して住宅ローンを
借りた人・・・まぁ自己責任だからね。
しかし、一応アドバイス・・・
金利上昇に備えて固定金利へ借り換えるべき?って考えてる?
金利上昇への不安から固定金利への借り換えを検討される方は非常に
多いですが、現在の金利環境を総合的に見ると、金利負担の総額を
抑えるという観点では「引き続き変動金利のままにしておく方が有利
になる可能性が高い」というのが一般的な見方です。たぶんね。
「精神的な安心感」を重視する場合
固定金利への借り換えも合理的な選択となります。ご自身の状況に
合わせて判断するために、以下のポイントを参考にしてみてください。
変動金利が引き続き「有利」とされる理由
大きく分けて以下の2つ
1. 最初の10年を「低金利」で通過できるメリットが大きい
住宅ローン(元利均等返済)は、最初の10年間で35年分の
利息総額の約半分を支払う仕組みになっています。
そのため、金利負担の総額を抑えるためには、最初の10年間に
少しでも低い金利を適用させることが非常に重要です。
変動金利は固定金利よりも低く設定されているため、理にかなっています。
2. 固定金利のほうが「お得」になるハードルが高い 現在、
変動金利(約1.0%前後)と全期間固定金利(約2.5%など)の間には、
約1.5%もの大きな金利差があります。
固定金利のほうがトータルでお得になるためには、日銀がここからさら
に5〜6回の追加利上げを行い、政策金利が2.25%を超えるような水準が
長期間続く必要があります。
日銀がそこまで急速に利上げを重ねるシナリオは、現時点では可能性が
低いと見られています。
固定金利への借り換えを検討すべきケース
以下のような状況や考えをお持ちの場合は、固定金利への借り換えが
有力な選択肢になります。
「金利上昇の不安」から解放されたい人 「金利がどこまで上がるか心配で
夜も眠れない」といった方にとっては、毎月の返済額が変わらない固定金利
へ借り換えて「安心を買う」ことは、合理的です。
「固定特約型(当初10年固定など)」で、期間終了が迫っている人
現在、一定期間のみ金利が固定されるタイプで借りており、まもなくその
期間が終了する場合は注意が必要です。
特約期間終了後には、当初借りた時よりも高い金利が設定されるケースが
大多数であるため、これを機に全期間固定金利などへの借り換えを検討す
ることをおすすめします。
借り換えるなら「早めの決断」が重要
もし固定金利への借り換えを決断されるのであれば、できるだけ早めに
行動することが推奨します。
固定金利のベースとなるのは「長期金利(10年国債利回り)」ですが、
これは将来の利上げなどの予想を先取りして動くため、すでに上昇
基調にあります(「フラット35」の金利は3%台へと急上昇しています)
市場がさらなる利上げを完全に織り込んで固定金利がさらに上振れして
しまう前に手続きを進めるのが、現時点での妥当な判断と言えます。
まとめと対策
金利総額の抑制を重視するなら「変動金利」
安心を重視するなら「固定金利」。
もし変動金利を維持する場合は、固定金利に借り換えたつもりで
浮いた毎月の差額分(例:月々数万円)を、資産運用(NISAなど)
に回してインフレを味方につけたり、将来の金利上昇時の繰り上げ
返済用の資金として積み立てておくといった対策を取るのがおすすめ。
とりあえず3%程度に金利が上昇したとして、家計が持つのかは要ちぇっく。
ポートフォリオの確認
1. 全資産の可視化と資産と負債をすべて一覧化し、資産全体の
「割合(%)」を把握してください。
金利上昇の直撃を受ける負債に対し、どの程度の耐性があるかを
直視することが不可欠です。
2. 金利上昇に強い資産として、金利上昇に追随する「個人向け国債
(変動10年:1.5%水準)」や短期債券、インフレ耐性のある実物資産を
組み入れます。
余剰資金を漫然と普通預金に眠らせておくことこそがリスクです。
3. リバランスのルール化による「感情の排除」
「年1回」あるいは「資産配分が目標から±5%乖離したとき」など、
機械的に資産を売り買いして元の配分に戻すルールを徹底する。
金利のある世界では市場の変動も激しくなります。ルールに基づいた
リバランスこそが、結果的に安く買い、高く売る仕組みを自動化します。
国債とか、金とか、株とか、積極的に資産を運用しなければ、インフレの
時代についていけませんぜ。
そのためには、自分で勉強。金融が如何に世界情勢に影響されるかなど
日々感じて欲しいものですな。













