父に言いました。 | 魂のよろこぶ生きかた

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 やはぎのりか 矢作 典加 

父に言いました。


「お父さんと仕事ができて幸せだったよ」と


心からそう言えました。


感謝しているし、いろいろな経験をさせてもらったし

その時々で

「幸せ」を感じたこともたくさんありました。



けれど


それを選択したことの中には

そう言いきれないものがありました。


それは

昭和61年 1986年の2月のことでした。


今までもそのことを書こうと思ったことはあります。

メルマガとして書けばとアドバイスをもらったこともあります。


けれど、今まで

書くという決断をせずに来ました。


今だな、と思います。


今日

また、父と話していて聞きました。


最近では胸がずいぶん、しんどくなり

「しんどい、しんどい」

と言っています。


「お父さん今まで生きてきて楽しかった?」


「楽しかった~~」


  (ホンマに楽しかったんやね。)


「それやったらよかった~」


「やりたいようにやってきたから、楽しかった。

 あの北陸の大工さん

 指、見てもらったとき

 自分のしたいように生きてこられましたね、言われて、

 そうです。家族には迷惑かけたけど。

 ってなぁ。」


 あぁ、そうやったんやね。

 指とは、足指のことで

 トウリーディング WSでお客様役の方を迎えて

 リーディングする時間があるのですが

 数年前、父もその体験をしたことがあったのです。


「わたし、やりたいようにやる、ということを

 教えてもらったんやと思うわ。

 これからは、やりたいようにやっていくわ。」


 横から母が


「みんながやりたいようにやったら、なりたたへん。」

 そういう母の気持ちは心の内側ではくみながら


「それは、わからへんよ。」と、わたしは言いました。


 父の「楽しかった~~」には、心底救われる思いがしました。

 そう思える人生でよかった。


 わたしも今ここから、あれから30年のわたしの人生を振り返り

 父と仕事ができてよかった~と思えます。


感謝をこめて


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