志村ふくみさんの命の仕事に圧倒され
30年の時を経て、その世界にふれて
自分の30年を思わずにはいられない。
もしも布をおるべく通し終えた
縦糸があるなら、それは何だろうと
そんな問いが浮かんだ。
圧倒された勢いで
ぶくぶくと沈みこみ
ほどなく浮上
問いは答えを誘うもので
それから、その答えに応えようという意思はないものの
その答えのようなものが
手元にたぐりよせられている。
(これも潜ちゃんの働きね)
それは、ここまでの道を
もう一度たしかめて
すくいあげるプロセスとなり
淡々としていて
自然なことの中に
見つかった縦糸。
しずかに
ときめいています。
志村ふくみ 母衣(ぼろ)への回帰
京都国立近代美術館(2/2ー3/21)
前期2月と後期3月で一部展示が変わるそうです。
http://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/…/411.html