私は何年も悟りを求めて、探求をしてきました。
そして、悟ることこそが、この人生の目的だと思っていました。
悟りの探求をしている方は、そう思っておられる方も多いでしょう。
でも、悟りの体験が訪れて、やっとゴールにたどり着いたと思っても、人生はそれからも続きます。
しばらくすると、そこからがスタートだとわかるのです。
先日、earth-tvに出演していただいたゆきのさんとそのことを話していて、彼女もそのようにとらえていた時期があったみたいです。
ゆきのさんがすごいと思ったのは、覚醒体験後、1年ぐらいつづいた至福(ネガティブな感情や思考がほとんどでてこない時期)のあと、人間体験をしに来たのだから、ネガティブといわれている感情も味わおうと思って、そこから抜け出たそうです。
非二元(ノンデュアリティ)的悟り体験(個別の私はどこにもないと腑に落ちて、全体だけがあるという体験)をした人は、その後、虚無に陥る人が多いです。(至福の期間は、人によって一瞬だったり数年だったりします)
至福がつづいたあと、突然、人間的感覚が戻ってきて、肉体を持って生きる意味を見失うからです。(夢や目的すら、ただのレッテル貼りに感じて、「生きる」ところにフォーカスがいかないからです)
また、トニーパーソンズ系のノンデュアリティのメッセージを聞き、その言葉だけ信じて、虚無に陥る方も多いです。
私がいなく、自由意思もなく、個人がやることがないというメッセージが、やる気を失わせることもあり、虚無に陥る人もいます。
といって、その視点からのメッセージもすばらしいところも沢山あります。
また、同時に個人があり、自由意思があって、夢や希望をもって現実を変えられるとう色的視点のメッセージも同時に真実であると言えます。(論理的に考えると、上記の2つの視点のメッセージは矛盾があるのですが)
本日の記事を書いたきっかけは、earth-tvの視聴者が、非二元的虚無になっている人に向けてアドバイスがほしいとメッセージをいただいたので、書かせてもらいましした。
今日お伝えしたいことは、2点です。
1.悟りはゴールではない、そこから人生は再スタートする!
2.いろんな視点からの真実があり、それらすべてが真実である!