息子の昇進 | michiruの書斎Ⅱ

michiruの書斎Ⅱ

「michiruの書斎」を書いていましたが記事が繋がらなくなりましたので、別に「michiruの書斎Ⅱ」を設けました。管理人は現在79歳になります。現在スライド映写機について、本をまとめています。

45歳になる4人兄弟の末息子は既婚だが、子がないため、滅多に実家に顔を出さない。せいぜい年に1,2回だ。
 大学時代は哲学クラブに入り、今は仏教典を読んでいるという。
 国立大学法学部に推薦入学で入り、4年後には、舞い込んだ1通の求人広告で就職を決めた。そして1年間工員として働き、次いで大手自動車メーカーに1年間出向し車の開発に携わり,その後は自社での営業活動、その後さらに5年間のフロリダ、ケンタッキー工場への出向で、数十人の現地人を1人で使い、リーマンショックによる工場閉鎖と全工員の解雇も経験した。今は本社に戻っている。
 いかにも真面目な息子で、 昇進のことなど自分から言うことはないし、この度初めて私から聞いたところ、44歳で部長になったとのこと。部下に年上もいるというが、苦労など顔に出さず、いつもさわやかな顔をしている。本人の努力が大きいだろうが、順調な出世を喜ぶ。