| 男女平等は憲法や法で認められたことであるが、国会議員の数が男女半々、医学部学生の数が男女半々、看護師、保育士の数が男女半々でなければならないということではない。 それぞれの職業に就く機会が均等に開かれていれば良いということである。 私のサークルで、戦争の記録映画を見ようとしたとき、女性会員から「男の人は戦争映画を見たがる」と言って、自分にはその気がないことをほのめかされた。実務に必要な法律論をしていると、1人の女性が「わかんない」と言い、生涯学習の「憲法を読む会」では、苦手意識があるようで、女性の集まりが悪い。例外はあるが、女性が好み、得意とする分野と男性が好み得意とする分野は違うようである。これは大きく個性の違いと言ってもいいが、何でも男女が同じようにやらなければならないということではない。母性は女性の最大の個性であり、保護、尊重を必要とする。母乳が出るうちから、母子分離をして保育所等に預けることが母子の精神衛生及び発達にとって好ましいこととは思えない。この間の家庭養育を保証すべきである。 |