労働時間規制 | michiruの書斎Ⅱ

michiruの書斎Ⅱ

「michiruの書斎」を書いていましたが記事が繋がらなくなりましたので、別に「michiruの書斎Ⅱ」を設けました。管理人は現在79歳になります。現在スライド映写機について、本をまとめています。

過労死とかうつ病などと聞くようになって久しいが、超過勤務を規制したり、年次休暇を強制することによって、解決できるだろうか。
  私の職場では、数人いる同職者に月によって違いはあるが、ほぼ平等に仕事が割りあてられた。そして、この処理が遅れると、次月分等も重なり、残務が累積していく。怠けているわけではないが、未処理がたまると指導の対象になった。そのような状況で私は深夜まで残業し、休日は家に仕事を持ち帰っていた。仕事がいっぱいになって、処理できなくなったらどうしようという恐怖感にいつも怯えていた。案の定重いうつ病にかかり入退院を繰り返したが、
職場では、通常より1時間早く帰るようにとの指示が出た。もう1,2時間で仕事にきりが付くのに、これを、中途で打ち切ってまた明日に、思い出しながらするというのは気分的には最悪である。
 このようなことから、労働時間や勤務日数を規制するとしたら、その前に仕事量の軽減若しくは人員増なしでは、労働者を益々苦しめるだけである。