今から15年前(2007)東大の総長佐々木毅氏は入学式で、学生に向かって、「『東大に受かって入学し卒業することは将来の安定を保証するものだ」』との世間の俗説に惑わされないように」と呼び掛けた。当時私は既に東大卒業生数名とも一緒に仕事をしており、入学時点で学力がとびぬけていた彼らが仕事や協調性などにおいて優れているとは思えなかった。仕事と勉強は違い、他大学出身者が誇りを持ってやっているのに、東大出身者はこんなつまらないことをしなければならないと自分の仕事を自分で馬鹿にしているので良い訳がない。
今では、当たり前になったが、頑張ることは大事だが、その通り報われなかったり、私など、うつ病にかかって50代半ばに退職せざるを得なかったのは痛恨の極みであった。