| 私は1940年5月1日生まれである。よって、現在78歳であるが、2019年5月1日には79歳になる。70代最後の年であり、この年を無事超えれば、80代の大台に乗る。しかし、もうすでに足は弱ったし、2019年を無事超えられるかどうかわからない。車の免許はすでに返上したし、自転車もパンクしたまま乗れない。そして、どこかへ行こうとすれば、妻は現在や過去の状況を持ち出して、行けるわけがないと、やっきになって否定する。最早、私には自分から楽しむ道は残されていないのかと、憂鬱になる。老人が楽しく明るい未来を夢見ても、保護や干渉で消されてしまうのだ。 2019年が老人にとって、あかるく希望のある年であることを望む。 |