7年前の震災のとき、お腹の中にいた息子の保育園の卒業式でした。
あの日は、職場の天井が落ちてきて怖かった。
大きくなってきたお腹をさすりながら、冷たい風が吹き荒ぶベイエリアを、同僚たちと銀座まで歩いて避難したっけ。
当時は、自宅まで電車通勤1時間半の道のりだったから、娘の安否も心配だった。
パパが会社から7時間歩いて迎えに行ってくれたっけ。
地震で大混乱だったのに、いつも自宅に来てくれていたファミサポさんが通常通り自宅まで駆けつけてくれて、娘をみていてくれた。
じいじもたまたま仕事が休みで、その後娘を無事に実家に引き取ってくれていたんだった。
私も都内の弟の家に泊めてもらった。
息子も、健康に育つか心配でたまらなかったなぁ。
毎朝毎晩Twitterにしがみついてたっけ。
関東から離れようかと本気で考えたな。
卒園式で、今の当たり前が、決して当たり前じゃないことを思い出した。
素晴らしい先生たちとお友だちに恵まれて、息子は保育園に行きたくないって一度も言わなかった。
これまでほんの数えるほど、「今日は最悪だったー。つまんなかったー。」と愚痴った時もあったけど、それ以外は「今日も楽しかった！」と帰り道に嬉しそうにピョンピョン飛び跳ねながら、話してくれた。
特に、お当番さんの時は張り切って登園してたな。
私が会社員をやめた時、一度保育園を追い出されたこともあった。
一年弱通った幼稚園も、親子ともにいい経験をさせてもらった。
アレルギー除去食を誤食してしまって、大騒ぎになったこともあった。
喘息には悩まされたけど、それ以外の大きな不調や怪我には見舞われなかった。
運動会もお遊戯会も最初の数年は、私から離れられなかったけど、年中さんになったら急に堂々と舞台に上がれるようになった。
マジメで緊張しいだという一方で、お友だちを笑わせることも好きで、彼の周りは笑いが絶えなかった。
年齢にしては落ち着いた性格のせいか、女子からよくラブレターをもらってたよね。
保育園のママやパパたちも、びっくりするくらい気持ちよく付き合える人たちで、いつの間にか、楽しい飲み友だちになった。
（昨日も子連れ打ち上げで盛り上がった。）
私の仕事やライフスタイルにも、大きな変化があった。
既存の職業やスタイルに当てはめるんじゃなく、基本的に自分の心に従って、自由な感じでやらせてもらってる。
家族をはじめ、周りの理解と協力があってのことだけど、興味が向くままに、試行錯誤させてもらった。
結果、本来の私を表現する活動がカタチになりつつある。
私はいつしか、足りないことばかり数えていたけど、信じられないほど、たくさん与えられていたんだなぁ。
と、いう大事なことに気づいて、心がじんわりした1日。
卒園式で「デザイナーになりたい」と言ってた息子。
そうだね。
君の人生を君が思い描くように自由にデザインしていって欲しいな。
そのために、たくさんの人に触れて、たくさんの経験をしていけるといいよね。
ママもパパもいつも応援してるからね。
❤️サービスの先行案内や自己実現のヒントを好評配信中❤️
☆Naokoのプロフィール☆
・国際基督教大学卒業後、大手通信会社と世界5大ジュエラーの一つにて、約20年間の会社員生活を送る。
・昇進と第一子出産のタイミングが重なり、育児を優先したことで、キャリア形成につまづく。
・小1の壁にぶつかり退職後、ライフコーチングに出会い、自分らしさを取り戻す。
・国内のライフコーチングの草分け ICFマスター認定コーチ林忠之氏に師事。
・2016年、働くママの自己肯定感を高めるライフコーチとして活動を開始。
・学生時代、留学先のNYで学んで以来、20年来の趣味だった写真を使って、自己肯定感を高めるフォトグラファーとしても活動を開始。
・フォトグラファーとしては、ほぼ口コミで、一年間に80組以上の撮影を実施。
・穏やかで、包み込むような声と話し口調によりスルスルと自分の本当の想いがひもとかれ、的確な指針がわかるコーチングスタイルに、リピートをするクライアントさん多数。
・また、仕事と育児の両立に悩んだ経験から、外資系企業人事部で育児コンサルタントとして従業員の両立支援に従事。
二年間で、のべ100人以上のワーキングペアレンツの相談を受ける。
・自分らしく生きたい働きたいママのためのライフコーチングセッション
・お問い合わせはLINE@からお気軽に♡
セッションお申込みの際は、希望日3つと希望セッションをお送りください。
例）
○月○日○時
○月○日○時
○月○日○時
体験セッション希望
など