ども!家族連鎖クリア&ライフコーチあまみ悠です。 

 

 

プロフィールはこちら音譜

 

 

「ブレイキングダウン」

に関係することで

1つ書いてみたいことがあったので

今日は先日発行したメルマガ記事を

加筆して載せました。

 

 

ちなみに、メルマガでは

「ですます」です笑

 

 

 

ギザギザギザギザギザギザギザギザギザギザギザギザギザギザギザギザ
 

 

先日、

「ブレイキングダウン12」を観ました。

 

 

「ブレイキングダウン」とは

You tubeの格闘技で

大人気コンテンツのこと。

 

 

 

 

好き嫌いは分かれると

思いますが、

 

人生を賭けて

怒りを爆発させる

エネルギーや


逆境から勝ち上がる姿を

見ていると

こちらの胸にも熱いものが

流れてくるようです!

 

 

 

さて、話は変わりますが

 

今日は、

心理学の「影」について

書いていきます。

 

 

ちょっと長くなりますので

興味がない方は

すっ飛ばしてくださいね^^

 

 

 

 

 

 

そう、格闘技好きの私ですが

30代になるまでは

暴力的なことは

すべからく苦手でした。


暴力に付随する感情といえば

「怒り」ですが、

怒りが難しかったなあ〜

 

 

どう出したらいいのか

分からなかったので、

 

がまんして、

言えずにいるうちに

どんどん溜まってしまいます。


 

でも、限度があるから

ある日プツンと切れて
相手との関係も切っちゃったり。

 

 

そんなことがあったんです。
 

 


◆ 家族連鎖と 「怒りの課題」


ズバリ、私にとって

「怒り」の感情が

苦手だった理由、

 

それは父親が

暴力的だったことに

起因しています。



これ、一概には

言えないのですが

 

親が暴力的だったり

「怒りの課題」を持つ人の場合、


子どもは以下のような

影響を受けることが多いんです。

 

 

それは、

 


「親をモデリングする」

または、

 

「怒りを抑制する」




もう少し詳しく説明すると、

 

モデリングとは

真似をすること。

 

 

つまり、

親のやっていることを
取り込んでいくわけです。

 

知らず知らずにね。

 

 

親のように怒りを使って

相手をコントロールし、

思うようにしようとしたり

 

自分のストレス発散を

他者に向けていく。

 

 

そのようなやり方を

学んでいくわけです。

 

 

 

そしてもうひとつの

「怒りを抑制する」は、

 

自分がされて

イヤだったことを

相手にしないで

よそうとする試みです。

 


それは、

正しい試みですが

 

問題は自分の怒りも

抑制してしまうこと。

 

 

なぜならば、

感情を抑制していると
 

自分がどうしたいのか

わからなくなってしまいます。

 

 

わからないと

指針がない状態で

不安なので

 

人の言う通りにするか

 

人目を常に気にして生きる、

 

とうことにつながっていきます。

 

 

だから、

 

「怒りの課題」を解決するだけで

 

人間関係が変わり

人生も大きく変わっていく人は
少なくないんです。
 

 

 

ちなみにこれらの
「怒りの課題」の伝達は、

家族連鎖でもあります。


 

 

◆ もう1つの「怒りの課題」
 

話は戻るのですが、

 

ブレイキングダウンって

(大人が)観ているぶんは

エンタメ実害はありません。

 

 

ですが、もしも、現実が

あのように荒いものだったら?

 

 

 

その場合、
 

人はその現実に適応するために

 

怒る人をモデリングして、
自分も怒りで

やり返すようになるか

自分を守るために

抑制してひたすら逃げるか、


聞かないことにして

心を閉ざしていくしか

 

この3択しかありません。

 

 

 

またしても

話が飛ぶのですが、

 

私の高校生時代、

ひょんなことから仲良くなった

友人がいました。

 

 

 

彼女は華奢で色白の美人、ですが

 

髪型は肩幅より大きく

広がるパンチパーマで金髪、

 

制服は床を引きずるような

ロングスカート。

 

近隣では有名な不良少女でした。

 

 

そんな彼女の家に

初めて遊びにいったとき

すごく驚いたんです。

 

 

まずは、家の外見が豪華なの!

 

 

田園調布にある一軒家で

とても品の良いお家だったんです。

 

 

でも、彼女の自室に

足を踏み入れたらまたしても驚き。

 

 

 

足の踏み場がないんです。

 

 

 

床には服やアクセサリー、

お菓子やスーパーの袋など

いろんなものが散らばっていて…

 

座るのが怖かった。

 

 

 

 

そこへ、

優しい笑顔のお母様が

 

高級そうなケーキと

香り高い紅茶を

持ってきてくれました。

 

 

 

彼女はお金持ちのお嬢様で

両親はともに教師でした。

 

 

そして彼女は末っ子で

上にお姉さんとお兄さんがいて

2人とも札付きの不良でした。

 

 

 

なんだ、

このミスマッチは?

 

 

 

その後、

 

アダルトチルドレンなどに

ついて学び関わっていく中で

 

AC(アダルトチルドレン)は

 

「教師や医者の子どもに多く」

 

「怒りの課題を持つ」

 

と何度も聞くことになりました。

 

 

 

 

 

◆『影の肩代わり』とは

 

 

誤解のないように書きますが

それらの職業だからという

わけではないですし

 

私のクライアントにも

多数いらっしゃいますが

 

むしろ誠実にお仕事している

素敵な方ばかりです。

 

 

 

でも、なぜ、
専門家の間で長らくの間、

 

教師と医者の子どもに

ACが多いんだよねという
通説があるのでしょう?

 

 

 

それは、推測するに

「〜ちゃん宅のお子さん」

というように

 

本人が選ぶ選ばない関わらず

 

「〜さんの子ども」であるなら

ちゃんとしていないといけない、

 

といった役割の重責が

関係しているのでは

ないでしょうか。

 

 

 

さらに

「影」と『影の肩代わり』

を抑えると見えてきます。

 

 

「影」はユング心理学で
シャドーと呼ばれるもので
 

自らが否定している性質であり

表に出てこないけど

心の中にあるものです。

 

 

例えば、

 

「他人を否定するのはよくない」

 

と思っている人が

 

みじかにいる
 

「他人を否定するような人」

 

を知らず知らずの

うちに嫌ったり、バカにするとか。

 

 

私自身のことでいうなら、

 

「怒る人」を否定していたので

「自分の怒り」を受け止められなかった。

 

そんな感じで考えると
わかりやすいかもしれませんね。

 

 

 

 

その「影」について

書かれた本「影の現象学」の中で、

 

著者の河合隼雄さんは、

 

子どもが非行や問題行動を

起こしている場合、

 

前途したモデリングや

怒りの抑制以外の可能性として

このように書いています。

 

ちょっと引用しますね。

 

世間の人は
どうして親子でありながら、

あれほど性質が異なるのか、
といぶかったり、
息子の親不孝ぶりをなじったりする。

あるいは、
聖人君子と言われていても

案外子供には
冷たいのではないかとか、
親子関係の悪さを勘ぐったりする。

しかし、これは
そのような次元では
了解できないことであり、

たとえ、親子関係に
一般的な意味で
問題がないとしても、

親の「影ない」生き方自身に、

子供の肩代わりの現象を
呼び起こす力が
存在しているのである。
 


 

 

この『影の肩代わり』とは

 

人があまりにも強く
自らの影を抑圧している場合、

その人の影を、
 

その人の子どもやパートナーが、

その人に代わり表出、

表現することをいいます。



たとえば、親が、

自分の気持ちや欲求を

過度に抑圧し抱えていると、

 

子どもは、

その重い感情やストレスを

引き受けて
"問題" を起こしたりする、
代わりに発散してくれる。

 

 

そのとき、周囲は思います。

 

あんな良い親なのに
なぜ問題児が?
といぶかるのです。



だから、

正しい生き方や
影のない人生を歩むことを

他よりも望まれる
職業の親の子どもには
ACが多いのかもしれないですね。

ちなみに
「影の身代わり」を担うのは

兄弟姉妹の中でも特に
感じやすい繊細な子や
優しい子が多いようです。

 

 

そういった背景がわからないと、

どうしても、

 

子どもの問題行動をどうにか

しようとするわけですが、
 

それではうまくいきませんよね。

 

私の友人も、もしかしたら

親の正しい生き方の影を

引き受けたのかもしれません。

 


 

とここまでだと「影」って
恐ろしいものみたいですが

河合隼雄さんは
影は悪いものではなく、
むしろ大切なものだと教えています。

 

 

影を無視したり
隠そうとするのではなく、

自分の影と向き合って

抑えてきた欲求や感情に

気づくことで、

心のバランスが
取れるようになるとも。


つまり、
 

自分の影を知り、
理解することは

 

より深く、より広い

心をもった人に成長・成熟する

ために必要なことなんでしょうね。

 

 

 

 

 

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