「長女がかわいいと思えない」けっこう聴くことです。
ども！家族連鎖クリア＆ライフコーチあまみ悠です。
「もう幼稚園なのに
甘えてくるなんて…」
「お姉ちゃんなのに
ワガママで恥ずかしい！」
お子さんが甘えてくる姿に、
無性にイライラしたり、不安になる、
ときには「気持ち悪い」と思ってしまう
そんなことありませんか？
引き継がれていく寂しさ
実は「子供の甘えが許せない」
と悩む方は結構います。
なぜ許せないんでしょう？
それはズバリ、
自分が甘えられなかったから。
人は自分がしてもらえないことを
他者に与えることは基本できません。
与えたとしたら、
それは無理をしてのことであり
無理を重ねればいずれ負担が生じます。
イライラや怒りに代わっていくんです。
私も子どものころ、
親に甘えずに育ってきたから、
子どもの甘えが理解できなくて、
どうしていいか迷うことがありました。
特に７０代から上の親たちは
そのさらに上の親の戦争の影響や
アメリカの育児書の導入により
「抱かない子育て」を
推奨された時代でした。
そんな時代背景もあって
「甘えてはいけない」
「甘えるのは弱いことだ」
という刷り込みが
当然のごとく行われた結果
生後から２歳くらいまでの間に
重要な愛着の絆がうまく作れないまま
大人になった人は少なくないはず。
また、家系につらいこと、
例えば家族の大病や疾患、
早逝、離婚や別離、災難などがあり
悲しいときに悲しめないとなると
その感情対応は代々受け継がれて、
同じような苦しみを
子どもにも引き継いでしまうことが
あるんです。
子供の未完成を理解する
「かわいくない」
「だらしない」
「恥ずかしい」
大切な我が子をそんなふうに
感じてしまうのはつらいこと。
本当に苦しいですよね。
そんなときどうしたらいいのか？
以下の３つが効果的です。
①子どもの未完成を理解する
②接触頻度を増やす
③自分が自分の親になる
子どもの未完成を理解する、
これはどういうことでしょう？
子どもは大人に比べて
できないことが多く、
間違いますよね。
ほらこぼした、とか
あー！叩いちゃダメとか。
大人と比べて人生経験が浅いし
心と体は成長途中の子どもです。
いっぱい間違って
いっぱい転んで
少しづつ大人の階段を
あがっていきます。
そのトライアンドエラーを見守り、
ときにはサポートするのが
親の仕事です。
一方で子ども時代に
甘えられなかった人は
早く大人になった人といえます。
なので
子ども時代が少なかった分
子どもの特権である
トライアンドエラーを楽しむ、
なんてことは苦手だし、
そもそも助けてもらった
記憶が少ないです。
だから、できないとか、
わからないと言えずに
（言っても助けてもらえずに）
自力でがんばってきた人ほど
他者にも同じように
求めてしまうのは無理もないこと。
もしも、あなたが
子どもの甘えが許せないと
思うなら
その背景にある
自分がどれだけ
がんばってきたのかを
理解してあげましょう。
頑張っている人ほど
まだまだだと感じるものですが
それは、
がんばらなければ
いけなかったつらさを
押し込めているせいかもしれません。
そして、子どもとは
そもそも失敗して
間違って学ぶのだ
という枠組みをあえて
持ってみましょう。
すると、最初は
「でも、、、私のときは」
「で、、、普通は・・・」
と葛藤するかもしれません。
大丈夫。
まずは頭の理解でいいんです。
そのうち感情も
追いついてきます。
次は
子どもの甘えが許せない心理
2.接触頻度を増やす
について書いていきます。
子育て、人間関係、親とのこと。
あれもこれも試したり学んだけれど、
やっぱりスッキリしない。
もしも、あなたがそう思うことがあるなら。
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