心の絆を取り直すことは、何世代もの課題です。

 

ども!家族連鎖クリア&ライフコーチあまみ悠です。 

 

 

子育てや仕事、人間関係に悩む

大人女性に向けて

心地いい生き方を応援するコーチングを

提供しています。

 

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日は「母性」について

書きました。

 

https://ameblo.jp/lifecoach/entry-12808542089.html

 

 

 

 

「母性」、

あなたはどういうものだと

思いますか?

 

 

「母性」が子どもを愛し、

育てていこうとする特性ならば、

 

愛着は「母性」を支え、

親子関係を築くための土台です。

 

 

しかし、親が病気や入院などで

赤ちゃんと触れ合えなかったり、

 

何かの事情にあって
愛着が育たなかった場合は

どうなるでしょう?

 

あるいは自分自身が

親からの愛着を感じられずにいて、

子育てと向き合うとき
何を意識したらいいのでしょう?

 

 

それらを考えるために、

 

今一度、愛着について

振り返っていきましょう。

 


 

 

愛着とは?

 

 

愛着とは、

幼い頃の養育者との間に

形成される心の絆です。

 

その後の対人関係を左右し、

不安の感じ方やストレスレベルにも

影響を与えます。

 

 

 1才半の時点で原型が作られ、

10代後半までに

1つのスタイルとして確立されます。

 


 

●愛着の大切な2つの側面

 

愛着には大切な2つの役割があります。

 

それは、


①0か月から 18 か月
 

この時期の愛着は
健康な発達を促進し、

生きるために必要な愛着です。


スキンシップと抱っこを

通して愛情を与えられることで、


子どもの愛着欲求が満たされ
「基本的信頼感」が 醸成されます。


②18 か月以降〜

この時期の愛着は、

情緒を安定させ、安心感を与え、

心を安定させるための愛着です。
 

子どもをよく観察し、
言葉や態度などで表現される

意思や気持ちを汲み取り、

子どもの欲求に応えることで、

情動調律がなされ、
子どもの内側に安全欲求や
愛情欲求が満たされていきます。


このように愛着の形成は

基本1歳半くらいまでが

要と言われていますが、

 

昨今では大人になってからでも

愛着形成はある程度可能なことが

わかっています。


 

●さまざまな愛着のタイプがある

 

ストレンジスチエーション法では、

9か月から18か月の乳児に対して

実施した結果を元に

愛着のタイプを4分類しました。

 

✔︎回避型
✔︎安定型
✔︎アンビバレント型(不安型)
✔︎無秩序・無方向型

 

長くなりますので

タイプの説明は別途書きますね。

 

 

 

● 愛着を築くために


愛着とは、

幼い頃の養育者との間に

形成される心の絆と書きました。

 

しかし、何かの事情で

愛着を築きづらかった、
そういうケースは珍しくないのです。

 

 

私のコーチングを

受けた方の中にも

 

30代で初めてのお子さんを持ち、

可愛いはずなのに強く叱ってしまう

という方や、

不登校になった思春期の子どもと

どう関わったらいいか

わからないという方、

 

老親への複雑な気持ちを抱えたまま、

介護をする葛藤を抱えている方、

 

娘と孫の関係を見て、

自分の子育てを後悔してしまう

50代の方など

 

お話を伺っていくにつれ

愛着の傷がそこここにありました。

 

 

そして、どの方も
セッションを受けながら


心の傷を癒やし、

お子さんやお母様との関係を

より良くしていったのです。

 

 

あるクライアントさんは

ご自分の変化をこう言いました。

 

"絆の取り直し"と。

その方は実際に母親と、

 

そして、娘と孫へと四世代に渡り、

絆の取り直しをしていったのです。

 


そう、100%とはいいませんが、

その気になれば

絆の取り直しは可能です。

 

愛着を深めることで、

親子関係が好転した方は

たくさんいるのです。


 

 

一方で、

絆が途切れたままでいると

どんな影響があるのか?
 

そのためには、

「大人の愛着障害」の視点から

見ていきましょう。

 

 

● 大人の愛着障害とは

 

幼いころに

親との関係がうまくいかず、

絆を感じることができなかった

子どもたちが成人すると、

以下の様相をもたらすことがあります。


 

・人間関係の距離感が極端になりやすく、
 トラブルを抱えやすい

・自尊心や自信が持てない

・自律神経や胃腸の不調などが続いている

・発達障害と似た症状が出る

 


これは根底に不安があるからです。

 

愛着形成がうまくいかない場合

自分の存在がいいのかどうか

わからない、

 

そんな存在価値の不安が

根底に流れているかのような

感覚を持つことがあります。

 

 

当然、自己肯定感は

なかなか感じられませんので、


生きていく中で

たくさんの選択があり、

チャレンジがある中で、

 

苦手感と失敗したときの
ダメージからの回復が
遅いことがあります。

 

そして、傷つき体験や

人間関係の苦手感にさらに

つながっていくと言われています。

また自責傾向が高い方も多く

必要以上に自分を責めてしまうので

メンタルヘルスが低下しやすいのです。


このように愛着の有無は

人生にとって

大きな影響をもたらします。

 


もしも愛着に関して

なにか課題があるかもしれない、

と思う方は

 

次世代への負の連鎖を

断ち切るためにも、

きちんとした対処方法を

学ぶことをオススメします。
 

 

一人で悩んだり解決するのは

難しいことですので、

カウンセラーや専門的なコーチに

相談してくださいね。

 



 

 

 

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ベル子育て、人間関係、親とのこと。 

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