あなたは、相手に対して
「なんであの人はこうなの？」
思ったことはありませんか？
家族連鎖クリア＆ライフコーチあまみ悠です。
今日は「人格適応論」のお話しです。
「人格適応論」とは、
ポール・ウエアー、テイビー・ケーラー、
バン・ジョインズにより、
交流分析の中で発達してきた学問です。
この理論を知ることで、
親子や夫婦、友だちや職場などの
人間関係のストレス状態が減り、
より心地よいやりとりができるように
活用することができます。
「なんであの人はこうなの？」
その相手の理解できない部分が
理解できるようになるので
ストレス軽減はもちろんですが
相手の本質的な人となりに
自然に寄り添えるようになります。
私たちは自分が考えているように
相手も考えるとつい自動的に
思ってしまいますが
人格適応論では
人はそれぞれ違っていて、
思考型や感情型などの
６つの特性があるといっています。
その無意識に取る
コミュニケーションのクセや、
得意とするコミュニケーションの
スタイルを理解できると
相手と信頼関係を築いて、
相手の長所を伸ばすサポートが
しやすくなります。
私の場合はこの人格適応論を
親子間のコミュニケーションを
円滑にするための「親子適応論」として
ご紹介しています。
それでは６つのタイプには
どういったものがあるのでしょうか。
人格適応論には
以下の６つのタイプがあります。
・ひとりの世界に引きこもり、
想像力が豊かな「想像型」
・行動力があり
カリスマ性が高い「行動型」
・本物志向で
こだわりを持つ「信念型」
・楽しいことが大好き！
パワフルな「反応型」
・計画を立てて効率を求める
完全主義の「思考型」
・感情表現が豊かで、
柔らかい雰囲気の「感情型」
型はどれか１つのみと
いうことではなく
特にエネルギーが高いものが
メインでというふうに考えていきます。
それぞれのタイプには
特性があり、
長所と短所がありますので、
ここからは、
ひとつづつ解説していきます。
では、感情型から！
とても優しくて、
周囲をよく見て動くことができる人です。
ありがとうと言われるのが大好きで、
人間関係を重視しています。
苦手なのは、
場の雰囲気を壊す人や
自分の意見ばかりをいう人。
調和を大切にしているので、
平気で相手を無視したり
傷つける発言をする人には
イラッとすることも。
また、相手のためを思って
やったことにありがとうがないと
一気にやる気をなくすことがあります。
喜んでもらえないとき、
自分はダメだと感じて
落ち込んでしまうのです。
逆に相手が笑顔だと心地よく、
不愛想な表情をしていると
それだけでストレスを感じます。
優しくて素直、明るさがあり、
かわいいタイプが多いです。
感情も五感も
喜びや心地いいものが好きで、
ふわふわした手触りのいいものや
パステルカラーなど発色が柔らかいものを好みます。
話の途中で何度もうなづいたり、
相手のほうに身を乗りだしたり
寄っていくようなしぐさをします。
・人と関わる仕事、調整役
・人の笑顔が見れる仕事
・広報や宣伝、接客の仕事
など
相手から肯定的なレスポンスを受け取る仕事で
イキイキと能力を
発揮することが多いようです。
相手を喜ばせるために過剰に気を使い、
必要とされていないと落ち込みます。
遠くへ行きたくなったり
（実際に行ったり）
逃げ出したくなります。
相手に気を使う感情型は
つい自分のことをなおざりにしがちです。
だからこそ、
自分で考えて決めることや、
N Oと言って線を引くことを
意識し、自分のパワーを取り戻すこと。
それがとても大切。
コーチングを継続的に受けると
その力が自然に高まっていきます 
自分は６タイプ中、どのタイプかな？
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