東京で暮らすバリ島仲間の友人は60歳の独身女性、都心の自宅
マンションで一人暮らし、都心の戸建ての持ち家を売却し数千万
円の利益を得たばかり、投資信託の収入と不定期のアルバイトが
生活資金、年に数回海外旅行へ出かける一見優雅な生活ぶり。
自宅マンションを賃貸し家賃収入を得て、自分はアパート暮らし
をしようとしたところ、想定外の保証会社の査定落ち、数千万円
の預貯金があっても収入が少なければアパートすら借りることは
できないらしい。
和太郎の場合はどうかと考えると、東京の自宅マンションの家賃
収入と銀行預金、自宅マンションは22年前に3千万円で購入し、
現在は6千万円弱で取引があるが、売らない限りは利益にならず、
売って銀行預金があっても友人と状況は変わらず、アパートの保
証会社の査定で落ちる。
和太郎が東京でアパートを借り、保証会社の査定が通るためには
正社員として就職する必要があり、やはり、サラリーマンは信用
があるのだ。
無職の不自由さを今頃痛感しても遅いのだが、これもある意味、
豊かな人生と惨めな老後の一部分、和太郎の友人男子は60歳を超
えコンビニのアルバイト、自分ではアパートを借りられず、介護
施設で働く娘の名義で借りている。
↓美味しいスパゲッティが200円で買えるチェンマイは豊かなのだ