バリではウパチャラという名の儀式、お祭りが頻繁におこなわ
れます。多くは村単位ですが、その会場前の道路が封鎖され
ます。写真のように迂回路がある場合は良いのですが、酷い
場合は一本道を延々戻ることもあります。
バリ人はウパチャラのために生きると言っても過言ではありま
せん。 結婚式や葬式はもちろん、人生の節目でウパチャラが
あり、家族や村の人々との一体感は喜びなのでしょう。
このような背景を考えると、勝手な道路封鎖もやむを得ないで
しょう。
日本から来た友人が、『救急車が通れなくて病人が死んだら
どうするんだろう?』、という日本人らしい疑問を口にしました。
私の答えは、『死んだら、ウパチャラするんだよ。』でした。