こんにちは、
自然療法セラピストの中野かずこです。

 

 

HSC子育てポイント(4)HSCにとって学校がつらいのは

の続きです。

 

 

 

生まれつき敏感な子どもたちHSCは
からだ・こころ・あたまの敏感性が高くて

学校では何かと疲れてしまう。

 

しかもそのダメージが蓄積・累積して

悪循環になってしまいがち

 

 

とお伝えしてきまして。

 

やっと、具体的なケアの話

 

 

 

 

HSC子育てのケアポイント基本の3点!

 

ここでも

からだ・こころ・あたまの3つに分けていきます。



 

今回もまた動画のスライドです右上矢印

 

 

 

 

1からだのケア

 

まずは、身体的なケア。

ダウンタイムを十分に取る!

 

基本中の基本です。


休む時間、回復する時間が足りていないことで

回復力自体が落ちてしまっていることがあります。

 

 

 

学校に行って帰ってきたぐらいで

どうしてこんなに疲れているんだろう。

 

周りの子は帰宅後遊びに行ったり

習い事に行ったり元気にしているのに……

 

去年まではもっと元気だったのに……

 

原因があるなら聞き出して何とかしてあげなくちゃ……

 

 

 

など

いろいろ思うところがありますが、

 

 

 

でも何はともあれ
学校という刺激の多い場で頑張ってきたHSCは

 

安心・安全な家庭という場でしっかりと

休ませてあげることが必要です。

 

 

 

どのくらい休むかというと

とにかく疲れが取れるまで。

 

そして大事なのは

堂々と休むこと。

 

 

 

人と比べずに

原因追及をしすぎずに

 

とにかく回復できる場所と時間を

確保してあげてみてください。

 

 

HSCであるなら、

頑張れば頑張るほど疲れていきますので
 

甘やかしすぎてるかな?って思うぐらいで

実はちょうどいいはずですよ。

 

 

 

 

2こころのケア

 

ダウンタイムでもこころは回復しますが

ダメージからこころを守るための基本ケアは

 

人との境界を育てる

 

です。

 

 

 

境界ができているというのは、

「人は人、自分は自分」と思えていること。

 

 

 

共感性の高いHSCは

 

周りの人の感情に振り回されているうちに

自分自身が感じていることと
周りの人の気持ちとの間に

垣根がなくなってしまいがちです。

 

 

ひとつのやり方として、

自分の気持ちを表現する機会

おうちで取れるようになってくると
自分と人の境界がはっきりしてきます。

 

 

今日の出来事などの日常会話の中で

「あなたはどう感じた?」などさりげなく

聞いてあげられるとよいと思います。

 

(感情表現が苦手な子は深追いしないでも。
さりげなく習慣的に聞く感じで)

 

自分のこころに矢印が向くように。

 

もちろん感じ方は自由ですから

評論しないで「へーそうなんだね」と

聴いていきたいですね

(ついつい大人目線で私も

余計なこと言ってしまいますけど)

 

 

 

もうひとつの境界の育て方は、
自分を守るバリアがあるとイメージして安心すること。
 

敏感な五感を働かせて、

視覚的にイメージしたりお守りを身に着けたり

自分の領域が守られているという感覚を持てると

 

イメージ力の豊かなHSC/HSPは
ホッとできる人が多いようです。

 

子供だけでなくもちろん大人にも有効ですよ。

 

 

 

 

3あたまのケア

 

最後にあたまのケア。

 

というとなんだか大袈裟ですが

考え方がネガティブに行き過ぎないように

というための思考習慣です。

 

 

 

何より

 

罪悪感を持たせない

 

 が大切だと私は思います。

 

 

 

自己否定が強くなりがちなのも

深く考える傾向のあるHSCの特徴なんです。

 

「自己肯定感を高める」という言い方でも

いいと思います。

 

 

 

洞察性が高いHSCは
周りの子どもたちよりも深い洞察を自然と行ってしまい

周りから浮いてしまったり

否定されて傷ついてしまったりしますが、

 

 

人と考えることが違ってもOKだ

ということをしっかりと認識できると

少数派のHSCとして生きやすくなっていきます。

 

これは境界線のケアと同じく、
繰り返し繰り返し、伝えていきたいこと。

 

 

 

 

それから注意点として、

批判的な思考にはまりやすい

というのもHSCにはありがち。

 

洞察力を粗探しで終わらせず

建設的な批判になるように、
大人がサポートしてあげることが助けになります。

 

 

 

彼らの洞察や批判については受け止めたうえで

 

「どうしたらいいと思う?」
と解決先にまで意識が

向くように質問してあげるのも一つの手だと思います。

 

 

 

 

HSCのつらさは本当に人それぞれで

この3つのケアだけで

解決しきれないものももちろんたくさんありますが

 

でも基本はいつもとても大事。

 

 

1.ダウンタイムを存分に取る

2.人との境界を意識して育てる

3.人と違うことに罪悪感を持たせない

 

 

言うは易く行うは難し、なんですけどねー

 

 

具体的なやり方についても

今後もなにかと発信がんばっていきますね。

 

 

 

この続きは
HSC子育てポイント(6)ちなみに、お母さんもHSPではないですか?

です!

 

 

 

 

 

子育てポイント、動画でも解説しています。

 

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