敬天愛人

敬天愛人

大学4年生。今人生の岐路を前にしています。日々の活動をここに記す。

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それからtwitter等を使って自分のアンテナに引っ掛かるイベントや講演会には全て行くようになったり、会いたいと思った方には直接コンタクトを取り会いに行ったりしました。

そうしている中で福岡でソーシャルな活動をしている方々と繋がる事が出来ました。今では自分の大事な仲間となりました。

また、この時は自分のやりたい事を仕事にした人が書いた本や、新しい分野を切り拓いた人の本などを読み漁りました。

その時に影響を受けたのが山口絵里子さんの「裸でも生きる」とフローレンスの駒崎さんの「社会を変えるを仕事にする」の2冊でした。

その時に初めて社会起業家という事を知りましたし、お二人とも慶応大学の湘南藤沢キャンパス(通称SFC)出身で面白い大学もあるもんだなぁ感じたのを覚えています。

そのように動いている中で知り合った一人の女の子と話している中で「カタリバ」というNPOがあってなんとその代表が明日福岡に来るという事を教えてくれました。

その当時はバイトもしていなかったので、大概ヒマだったので行く事にしたのですが
それが僕と「カタリバ」との出会いになりました。

このカタリバというNPOに僕は今年の3月からしばらくの間お世話になるのですが、その時の私は「このような活動は地方にこそ必要なのではないか」「もし、自分が高校生の時にこのような機会があれば変わる人も沢山いたのではないか」と直感的に感じました。


講演会の後自分は頭の中の頭がぐちゃぐちゃになったような気分になりました。その後自分はバイクをすっ飛ばして福岡市内を見渡せる愛宕神社に一人で来ていました。誰もいない神社のベンチで1時間程横になっていると、高校生位でやんちゃな格好をしている男の子3人組が僕の前を通り過ぎて行きました。

あぁこの子達は数年後どうなってしまうんだろう。やっぱり学校や社会に文句を言いながら、こうしてグレる事でしか捌け口がなくなるのだろうか・・・・

僕が救いたいのはこういう人達なのかもしれない。

誰もがちょっとした機会や出会いがあればもっと意志のある人生を歩けるのでは

それは就職活動を経て自分の将来に希望が持てなくなってしまった大学の同級生を間近で見ていたからかもしれません

それから自分はカタリバの活動に関わっていくようになるのです。
どうもこんにちは。

最近、同じ大学の友人等から「何をやっているのか」とよく言われるのでこのブログ上で自分が今何をやっているのか、今年1年どうするのか書いていきたいと思います。

いわゆる就職活動を経て

実は就職活動を通じて何社からか内定を頂いたのですが、全てお断りをしました。
なぜかと言うと、自分は本当にこれでいいのだろうか?という思いが消えなかったからです。
ご存知の通り僕は過去にいじめや友人が自死する経験をしています。
また、高校時代学校にはほとんど行かず、学校の外での教育いわゆる「私塾」に大変救われたという事もあり、今の学校だけの教育はもう限界なのではないかという事をずっと感じていました。

しかしながら、今まで迷惑を掛けた親の事などもあり、そういう問題意識はひとまず就職してから自分の生活を安定させてから取り組めばいいと思っていました。

ですが、就職活動中に出会った一人の社会人の方がそんな私の考えを打ち砕いてくれました。

その方は真摯に私の話を聞いてくれました。友達を失った時に感じた思い。毎日少なくても90人以上が自らの命を絶っていく今の日本の社会をどうにかしたいという事、若い人がもっと自らの将来に希望を持てるような社会にしたいという思い。原因は教育ではないか、だから僕は教育を変えたいのだという事。

内定を頂いていた会社だったのですが、その方は「そういった思いがあるのならば君はうちに来るべきではない。だし、僕は君がうちに来て今語ってくれた思いを忘れて欲しくはない。君はそれを忘れたいのか」と言ってくれました。

そこで僕のいわゆる企業に入る為の就職活動は終わりを告げました。

そして、そこから自分が本当にやりたい事を実現するための迷走が始まったのです。
「草原のど真ん中の一本道を あてもなく浪人が歩いている
 
 ほとんどの奴が馬に乗っても  浪人は歩いて草原を突っ切る

 早く着くことなんか目的じゃないんだ

 雲より遅くてじゅうぶんさ

 この星が浪人にくれるものを見落としたくないんだ

 葉っぱに残る朝露  流れる雲  小鳥の小さなつぶやきを聞きのがしたくない

 だから浪人は立ち止まる   そしてまた歩きはじめる 」

         (映画 「十五才 学校Ⅳ」より「浪人の詩」)


焦らなくていい。
人生80年と考え、それを24時間に直すと自分の人生はまだ夜明け前。さぁ、今から目覚めて何をしよう?

カタリバで出会った仲間が言っていた言葉。すごい素敵だなと思った。

ゆっくり、ゆっくり歩いて行こう。寄り道しながら、時には道を間違えながら。

この世界が僕にくれるものを一つでも多く感じながら死んでいきたい

今度の休みは3年ぶりに離島へ行こう。きっと何も変わっていないはず

その為に目の前のやらなきゃいけない事と今日も戦ってきます

では