VW Type1 ビートル 事故鈑金 | cobraのクラシックカーレストアブログ

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初めまして!鈑金で遊んでるcobraと申します。Yahooブログが終了ということで、こちらに引っ越してきました。よろしくお願いします。

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ビートルが入庫してきました。事故によって左フロントが歪んでます。

悲しそうに見えます。

 

 

 

右フェンダー、ボンネットもダメです。

 

 

ボルトオンのフェンダーは交換すればよいですが、その内側ボディも歪んでいます。

 

 

フロントからの入力でフロントピラー上部が押されてドアが下がり閉まらない状態です。

 

 

スペアタイヤも脱出できません。

 

 

よく見るとクーラーがついてます。現代に乗るなら必要なのでしょう。

 

 

まず交換しないボンネットを叩いてみます。

 

 

最初手が入るから一枚モノだと思っていましたが、2枚合わせでした。

でもアテバンは効いています。

 

 

このボンネット全面にパテが入ってます。ほどほどに。

 

 

粗だし、とりあえずエポキシプライマーで保護。

 

 

ボディ引くのにフェンダーを外します。配管がいっぱい。

 

 

フロントインナーもアコーデイオンのように後ろに入ってます。

 

 

 

 

まず前に引き、ピラー入力を戻します。ドアが軽く閉まるように。

 

 

つかむところが無いのでステーを留めて引いてます。これでドアは

閉まるようになりました。ステーの穴は最後に溶接で埋めます。

 

 

次フロント側の引き

 

 

外方向への引き。

 

 

ガラス根本にクラック発見。

 

 

アンテナ穴が出てきました。

 

 

 

とりあえずパテを剥離します。

 

 

エポキシプライマー。

 

 

ここでフェンダーを付けてみます。まずボディの歪みが無い右側。

 

 

普通に付けると角が合いません。

 

 

下側も段差になります。まあバンパー付けば見えないかもしれないけど

ツライチに調整します。

 

 

右はOKです。

 

 

 

若干狭くなっていたのでポートパワーで押し広げます。

 

 

ボンネットとのアールが合わなかったのです。それの修正ね。

 

 

フェンダーを付けて確認。

 

 

ちゃんとボルトで締めてボディとの隙間を確認。この間にはモールを挟みますが

なるべく均等になるように。

 

 

 

フェンダーの後ろ側から決めていってフロントノーズの交換に移ります。

 

 

 

カットしました。

 

 

フロントフロアが痛んで溶接できそうも無いので切り継ぎ交換。

 

 

 

 

水抜きもちゃんと作るよ。

 

 

これからフロントノーズ溶接です。