ビートルが入庫してきました。事故によって左フロントが歪んでます。
悲しそうに見えます。
右フェンダー、ボンネットもダメです。
ボルトオンのフェンダーは交換すればよいですが、その内側ボディも歪んでいます。
フロントからの入力でフロントピラー上部が押されてドアが下がり閉まらない状態です。
スペアタイヤも脱出できません。
よく見るとクーラーがついてます。現代に乗るなら必要なのでしょう。
まず交換しないボンネットを叩いてみます。
最初手が入るから一枚モノだと思っていましたが、2枚合わせでした。
でもアテバンは効いています。
このボンネット全面にパテが入ってます。ほどほどに。
粗だし、とりあえずエポキシプライマーで保護。
ボディ引くのにフェンダーを外します。配管がいっぱい。
フロントインナーもアコーデイオンのように後ろに入ってます。
まず前に引き、ピラー入力を戻します。ドアが軽く閉まるように。
つかむところが無いのでステーを留めて引いてます。これでドアは
閉まるようになりました。ステーの穴は最後に溶接で埋めます。
次フロント側の引き
外方向への引き。
ガラス根本にクラック発見。
アンテナ穴が出てきました。
とりあえずパテを剥離します。
エポキシプライマー。
ここでフェンダーを付けてみます。まずボディの歪みが無い右側。
普通に付けると角が合いません。
下側も段差になります。まあバンパー付けば見えないかもしれないけど
ツライチに調整します。
右はOKです。
若干狭くなっていたのでポートパワーで押し広げます。
ボンネットとのアールが合わなかったのです。それの修正ね。
フェンダーを付けて確認。
ちゃんとボルトで締めてボディとの隙間を確認。この間にはモールを挟みますが
なるべく均等になるように。
フェンダーの後ろ側から決めていってフロントノーズの交換に移ります。
カットしました。
フロントフロアが痛んで溶接できそうも無いので切り継ぎ交換。
水抜きもちゃんと作るよ。
これからフロントノーズ溶接です。