また妹を泣かせてしまった…。
妹が進路に迷っていて、それとなく助言ができれば良かっただけなのに…。
どうして心配しているだけなのに、私は優しい言い方ができないんだろう。
怒っているように受け取られないように、冷静でいようとすると、つい淡々と冷たいような言い方になる。
妹は将来のこととか、進路の話をするとすぐ泣いてしまう。
普通の事しか言ってないのに、気づいたらポロポロ、ポロポロ泣き出してる。
プレッシャーを感じすぎるんだろうな、と思う。
妹は情報の集め方があんまり上手くなくて、思い込みが激しいタイプだから、すごい極端な結論を出してくる事がある。
今回もせっかく早稲田大学入ったのに専門学校行くって言い出して、それもどうやら早稲田大学でできる事のはずなのに、専門学校に妙にこだわってて…。
どうして専門にこだわるのかと聞くと、“誰々か○○って言ってたから”っていう、返事しか返ってこない。
だから、情報は自分で集めて、自分で取捨選択して、自分で整理してやんなきゃ混乱しちゃうよって話をしただけなんだが、最終的に、「どうして何も知らないお姉ちゃんがそんな事いうの」「私はお姉ちゃんみたいに前向きじゃないし自信もない」「私だって、こんなに頑張ってる」って泣きながら言われてしまった。
私はそういう事を言ってるんじゃないんだけど…
それに“頑張ってる”ことは“結果が付いてくる”とはイコールじゃないんだけど…。
“こんなに頑張ってるんだから…”って言うことは無意味なんだよ。
それなら、迷ったり努力したりする事も、楽しんだ者勝ちなんだと思うんだけどね。
でも、妹がこうやってすぐ泣いたりするのは、私に責任がある気がする。
姉というものは、口うるさくて、妹にとっては嫌なものだろうと思う。
今となっては、一緒に飲みに行ったり、妹も私に相談を持ちかけたりしてくれるけど、子供の頃は、私も何も考えずに妹を傷つけたりしたんだろう。
特に私は何でも口にしてしまうタイプだったから、「そんなことしちゃ駄目!」とか「これはこうしなきゃいけないの!」とかいろいろ威圧感を与えるような事言ってたんだろうな、と思う。
私の存在がストレスになっていただろうな、と思う。
だから余計に責任を感じて、優しくしなきゃだとか、助けなきゃだとか思うのに、結局また泣かせてる。
それを母に話したら「泣くのがあの子の生きる術なのかもしれないよ」と言われた。
泣けば私が悪いことしたと思って優しくなるから、そういう生き方を習得したのかもしれないと言う。
私は優しくしたくてもできなくて、妹は泣いて、でもそれは妹の無意識の知恵で、そうして私はやっと少し優しくなって…。
でもその時には、妹は泣いてるし、私も後悔してる。
思ってる事を伝えるのって、なんでこんなに難しいんだ。
一回泣かしちゃったから、妹はもうこの事で私に相談してくれないと思う。
誰か他に相談に乗ってくれる人がいればいいんだけど…。