この前一人で河原で酒を飲んでました。
夜、川を眺めながら。
ボーっと。
ひたすらボーっと。
私、高校生の時から、大学生になったら空いっぱいの星が見たいと、なんとなく思ってました。
東京の空は汚くて、星は晴れててもちらほら見えるだけ。
空気が綺麗な所で、空いっぱいの星が見たかった。
大学生になって、何度か東京を離れたけど、夜空を見ても決まって曇りで星は見えなかった。
空いっぱいの星が見たい。
その時もなんとなく河原で夜空を見上げてみた。
その日は晴れ。
星がいくつか見えた。
申し訳程度にちらほらと。
でもなんかその数個の星が嬉しくなって、新しく手に入れたデジカメで写真を撮ってみる事にした。
設定を“星空”にして、30秒間シャッターを開けっ放しにする。
カメラを河原のど真ん中に置いてシャッターを押して30秒間放置。
しばらく待つと撮り終わって、数個の星が撮れてるかどうか確かめてみた。
びっくりした。
画面には空いっぱいの星がうつっていた。
私には見えていないだけだった。
東京にも空いっぱいの星はあった。
私には見えていないだけだった。
ただそれだけの事なのに、胸いっぱいに嬉しくなった。
LIFE×××