ひねくれ者を変えたもの | ひねくれ適当女子大生日記

ひねくれ適当女子大生日記

自分では誰よりも真面目に生きているつもりですが、それを言うとなぜか鼻で笑われる女の日記です。
客観的に見て、私の日常ってそんなに自由奔放に見えるのかを知りたくてブログを書いてみてます。
あの・・・私、一応努力してますよね?

17歳の冬、病気をして、1,2ヶ月入院したことがありました。

私はそれまで、友達なんかいらないと思ってました。

本当の友達なんかいませんでした。

みんな自分の都合の良いようにつるんで、面倒になったら離れてく。

みんな自分の事しか考えてないし、それでいいと思ってました。

先生のことは大嫌いでした。

みんな自分の立場と、責任を逃れる事しか考えていませんでした。

私の病気も、実はもっと早くに学校の健康診断で明らかになっていたのに、私に知らせるのを、学校側が忘れていたのです。

その話を先生に話しても、予想通りの答えが返ってくるだけでした。

「私達は話したはずです。あなたが忘れたんでしょう。」

「あなたがもっと早くに病院に行けば手術なんてしなくてよかったかも知れないのに。自業自得なんじゃない?」

自分が病気である事を知らされて、忘れる人間がどこにいますか?

だから大人にはなりたくありませんでした。

大人になると、いろんなしがらみがあって、何が正しいかわからなくなって、だんだん何が正しいかなんて事もどうでも良くなって、ずるい人間になるんだと思ってました。


わたしが入院した病室には小学生、中学生が何人かいて、もう一人、一番年上の20代の女性がいました。

私は彼女達に出会って変わりました。

みんな病気とは思えない程、明るくて、いつも笑ってました。

みんな、絶対自分の病気で、辛かったり、怖いはずなのに、ふざけてばっかりいました。

「○○の病室にはかっこいい外人が入院してるらしいよ!」

「また○○さんが脱走して、パチンコしにいったんだって」

「トランプで負けた人が罰ゲームね~」

そんなことばっかり言ってました。

そんな冗談で笑う事が、大きな支えになっていたのかもしれません。

笑いの中心には一番年上のその女性がいました。

私は彼女みたいな優しい人に出会えるなんて思っていませんでした。

それまで人に優しくされても、ただの偽善者と思うか、見返りを求めているんだと思うだけでした。

でもその人の優しさは、全く違うものでした。

本当に暖かいものでした。


彼女は気づいていないでしょうが、私は彼女に優しさを教わりました。

彼女といると、優しい気持ちになれました。

私は、彼女に出会って気づきました。

私は、強いふりをしているうちに、弱い人間になっていたんです。

作り笑いをしているうちに、笑い方を忘れていたんです。

優しさなんていらないと思ったとき、人に優しくする事を忘れていたんです。

嘘ばかり口からあふれるうちに、本当の事が分からなくなっていたんです。


彼女を含め、入院中に私を本当の意味で支えてくれた人達に出会えた事は奇跡だと思っています。

人に優しくされるだけで、たったそれだけで、人間は変われるんです。

退院して、何年かたって、彼女達とも会わなくなると、ついまた昔に自分に戻ってしまいそうになります。

その度に、彼女達が私にくれた優しさ、強さを思い出すんです。

そうすると、自然と素直な気持ちになれるんです。


だから、人に優しくしてください。

自分が変われば、周りも変わります。

本当は人間は暖かいものなんだから。

優しさに触れれば、みんな本来持っている優しさを思い出してくれるとおもいます。

だから、人に優しく・・・。

人に優しく・・・。

                                     LIFE×××