昨日に続き山の根新築の話
昨年の9月に性能評価・長期優良住宅・建築確
認を取得した山の根1号棟・4号棟
改正前、9月までの省エネ等級の最高等級は4
だった。
性能基準の外皮平均熱貫流率(Ua値)は
0.87w/㎡k以下であれば最高等級となった。
ちなみに数値が低い方が熱損失が少なくいい
とされ、現在は0.6以下で最高等級5の設定が
ある。
設計士から送られてきた1号棟のUa値は
0.62だった。
しかし・・・・
ここ数か月、いろいろ計算を見ている中でどうも
腑に落ちない・・・
この間取りや窓のサイズでは現在[10月以降]
の最高等級5(Ua値0.6以下)をクリアで
きているはず。
もう一度資料を見直すと樹脂複合サッシのペア
ガラスの間の気体部分が「空気」で計算されて
いることがわかり、これが原因だ。
ライフ仕様はアルゴンガス入り、空気より
約1.2倍の断熱性能となる。
以外と面積のある窓、本来のアルゴンガス入り
ペアガラスの数値で再度、外皮計算をしてみる
と。
Ua値は、0.62→0.56 となった。
この程度の差で体感できる人はいないし
数字以外のメリットはない。
しかし現在の省エネ等級に差が出てしまう。
売値に影響するわけでもないがすごく安心
・・・もそうだが自己満足もできた。
最高等級目指す当社にはこの差、アルゴン
ガスが不可欠なのものようだ。