こんにちは。
まるごとライフコーチゆみです。
今日の記事は、『境界線』についてお伝えします。
もう、朝顔
**********
わたしが小学校の低学年だった頃、
教室の机は二人掛けでした。
横長の木の机に、直線だけでできている木の椅子を二つ並べて座る、という時代でした。
女の子同士や男の子同士で座るのなら、
くっついてお喋りしたり、物の貸し借りも気兼ねないものですが、
大抵は男女が隣どうし、というパターンでした。
そうすると、
お隣さんと仲が良いか悪いかに関わりなく、
心理的な境界線がお互いに感じていました。
微妙に反対側へといざって、腕が触れないように距離を保つとか、
消しゴムのカスが「境界線」の向こうへ行ってないかと気を配るとか、
ノートの端が「境界線」を超えてしまったら
サッと自分の方へ引っ込める、という感じです。
わざと「境界線」からこっちへ侵入してくる男子だったりすると
「陣地に入らないで」と鉛筆で本当に「境界線」を書いて応戦したり
「バリアはったからね」と手で見えない壁を示したり。
そうするとまた
「空中はセーフー」と目の前に手が伸びてきたり。
「境界線」や「陣地」が、遊びのネタになっていた感じです。
************
この「境界線」や「陣地」という感覚は
今抱えている問題や悩みにも活用できます。
・自分と自分以外の人
・自分の時間と自分以外の人の時間
・自分の人生と自分以外の人の人生
・自分の時間と会社の時間
などなど、
「自分とそれ以外」の間に
上手に線を引いて自分自身の陣地を守るのです。
「空中だからセーフだもんねー」と言う相手に
「空中もダメ!」と言えているでしょうか。
『感情労働』をしている看護師さんや
『中年の危機』を乗り越えようとしている方も
「自分にとっての境界線」を見直してみると、状況の見え方が変わってきます。
境界線とは自分の陣地を守るものです。
・休日や睡眠時間は充実しているか
・就業規則や残業時間は明確か
・私の人生、私のやりたいことはできているか?
・私の気持ちや感情を守れているか?
・誰かや何かばかりを優先していないか
そして、
境界線や陣地で自分を守ることは、
誰かや何かの境界線や陣地を尊重することにも繋がります。
イカリがニヤリ
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
すてきな週末をお過ごしください。
まるごとライフコーチゆみ