こんにちは。
まるごとライフコーチゆみです。
今日の記事は、
看取りを堺にして寂しさの種類が変わること。
それとともに人間関係も変わること。
では、どう対応すればいいのか。
ということをお伝えしていきます。
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突然のお別れとは異なり、
家族や配偶者の「余命があと〇ヶ月」と告げられた場合には、その方の最期を意識した心の準備をする期間があります。
この世でのお別れがいつかは来るものだと
おぼろげにはわかっていたつもりでも、
実際にそれが起きることを実感として受け止めた時に、初めて衝撃を受けることが多いものです。
過去の記憶をあれこれ懐かしんだり、
もっとこうしておけばよかったと悔やんだり、
今からでもできることは何だろうと考えたり、
区切られた期限への焦りとともに
心は揺れ動きます。
この時に感じるのは
『居なくなる寂しさ』です。
“居なくなる”までの過ごし方はさまざまです。
自宅で普段通りの生活が続く場合や、
病院に入院して治療や療養を受ける場合もあります。
または高齢の方であれば施設に入所して介護を受けたり、
自宅で介護や訪問の診療と看護を受けながら過ごす場合もあります。
どの場合でも、ご本人を取り巻く方の心が何も背負わないことはありません。
『居なくなる寂しさ』を抱えながら、
医師や看護師からの説明を受け止めたり、
契約書や同意書などの手続きなど普段縁のないことをこなしていきながら、
自分の仕事や生活も同時進行していくのですから、大変なことです。
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そして最期を看取ったあと、寂しさの意味合いが変化します。
そこからは、『居なくなった寂しさ』を抱えることになります。
その瞬間まで一緒に伴走していたその方が、
ふっと居なくなってしまうのです。
「一緒に頑張ろう」「私がついているよ」と励ましたり支え合ってきた相手の姿を見ることが、かなわなくなります。
そして、それ以外の、“人間関係”も変わります。
病院のスタッフ、施設のスタッフ、
自宅に訪問してくれていた医師やケアマネやヘルパー、看護師。
それまで親身になって伴走してくれていた人たちは、
看取りに向かう場面が終わったら、
次の場面にはもう登場しないのです。
実は、こういった関わりとのお別れにも寂しさを覚えることは多くあります。
「ヘルパーさんも誰も来なくなったことが一番寂しい」と言われる方は少なくなく、
まるで“団体戦”が済んで、一人取り残されたような寂しさを言われることもよくあります。
お別れの後、心の中で寂しさが癒えていく作用は誰しも持っているものです。
時間はかかっても、いつか癒える時は訪れます。
ですがその時に
「そうか、そうか」と聞いてくれる人。
「うん、うん」と、ただ頷いてくれる人。
そういう存在があることは、とても助けになるものです。
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グリーフケアに取り組む団体をさがすのもひとつの方法ですし、
「ただ話を聞いて欲しい」という希望にそったセッションをしてくれるカウンセラーやコーチに胸の内を聞いてもらうことも、心が癒えることの助けになると思います。
お読みいただき、ありがとうございました。
まるごとライフコーチゆみ