こんにちは。
まるごとライフコーチ ゆみさんです。
自分の内側の思いが、現実を創る。
このことをテーマに、今日の記事を書いていきます。
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自分の内側の思いが現実を創るのならば、
”こうなっていたい”と思う現実が創られるはずなのに、
実際には「自分とは合わないな」と感じる人が人生に次々と登場して
現実が思うようにならない。
そう感じたことはありませんか?
・高圧的で思いやりのない上司。
・自分勝手で協調性のない同僚。
・お節介であれこれ言ってくる近所の人。
・結婚してから意外な面が見えてきた夫や妻。
・・・・・・・。
”価値観が違う”人ばかりが、何故だか現れる。
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自分の内側の思いが現実を創る。
うまくいかないとき、
”本当に望む現実”というのを、私たちは思い描きます。
・温厚で部下を思いやる上司。
・同僚と朗らかに過ごす職場。
・近所の人とは挨拶程度の気楽な関わり。
・理想的な関係を育むことができる夫や妻。
ところが、大抵の場合は簡単にはいきません。
それは、イメージのリアル感が足りていないのではなく、
また、長く願い続けていればいつかそうなるのでもなく、
願い続けていても、現実が変わることはないのです。
これには理由があります。
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ここで、一つの言葉をご紹介します。
以下は、江戸時代の高僧と呼ばれる
良寛さんの言葉です。
(良寛作ではない、という説もありますが
ここでは言葉を読んでいただきたいです)
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”お前はお前で丁度よい
顔も体も名前も姓も
お前にそれは丁度よい
貧も富も親も子も
息子の嫁もその孫も
それはお前に丁度よい
幸も不幸も喜びも
悲しみさえも丁度よい
歩いたお前の人生は
悪くもなければ良くもない
お前にとって丁度よい”
(引用抜粋;『丁度よい』良寛)
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私たちは、
自分が思っている自分、というものに合わせて
人や環境を知らず知らずに選んでいます。
そのときに”丁度よい”ものや、出来事や、人物と
巡り会うようになっている。
それが、
自分の内側の思いが現実を創る
ということなのです。
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内側の思いとは、つまり思考のことです。
思考していることが、現実を創っているのです。
そして、その思考に
・自分が人生で否定していたこと。
・「こうあるべき」と強く思い込んでいたこと。
・誰かを批判し続けていたこと。
・なかったことにした、過去の感情。
などが隠れているときに、
願っていることの裏返しのような現実が
”丁度よい”現実として現れてくるのです。
例えば、
「人は自立するべきだ」
という強い観念を持っていると
自立できない人を呼び寄せたり、
「人に迷惑をかけるのは良くないことだ」
と否定的に思っていると
迷惑をかける人が現れるのですね。
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今の現実が”丁度よい”とは思えないとすると、
どの部分に裏返しの現実が作られているのか。
それを考えていきます。
心から感謝できる人と出会うようになったり、
今までそばにいた人に対する見方や関わり方が変わったり、
別の環境へ行こうと積極的に行動するようになったりする。
そういう現実へと変わっていくことは
誰にでも可能なことなのです。
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自分の内側の思いが現実を創る
今日の記事が、それを紐解くヒントになれば幸いです。
お読みいただき、ありがとうございました。
まるごとライフコーチ ゆみさん