こんにちは。

まるごとライフコーチ ゆみさんです。

 

 

昨日までに

”感情労働”という概念について

整理をしてきました。

 

 

今日は、傷ついたり

精神が疲弊してしまわないための考えを

 

ドン・ミゲル・ルイスさんという方の著書

『四つの約束』

 

を参考にして

ご紹介していきます。

 

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この本は、

人生の変容のために必要な自分との『約束』を

メキシコに古代から伝わる智慧をもとに

書かれたものです。

 

 

人が本来もつ力やエネルギーが

他者や社会的なことで消耗されてしまっていることに気づいて

自分自身の人生を生きるエネルギーを取り戻す。

 

そのための考えが

四つの約束として示されています。

 

 

その二つ目の約束に

「なにごとも個人的に受け取らないこと」

とあります。

 

 

どんなことも自分のこととして受け取らないこと

 

 

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客観的な視点であり

人と自分との間の境界線を引くこと、

 

そういうふうに解釈しています。

 

 

共感したり

自分ごとに置き換えて感じることの逆で

 

 

他の人に起きている出来事は、

ただその人に起きているだけだと捉えたり

 

それは自分の人生に影響を与えないし、

誰も自分を傷つけることはできない、という捉え方です。

 

 

この本からは、

周りに影響されないことを自分で強く決意して

他の人のせいで自分の人生が弱くなってしまわないように、

というメッセージを感じます。

 

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”感情労働”と言う言葉を初めて聞いたときには

少し被害者的な気分にもなりました。

 

 

看護師という仕事はそもそも3Kと言われて久しい上に

”感情労働”で疲弊する職業だと言われたら

なんともやるせないものです。

 

ですが、

自分の人生を守るのも創るのも、

自分の心や体を守るのも創るのも、

自分自身です。

 

 

ですので、

 

『主体的にそうする』と昨日の記事で書きました。

 

『主体的』でない場合、

傷つきやすくなってしまいます。

 

・看護師のユニフォームを着ている間は

その役割に相応しい態度や言葉を自分で『主体的に』演じると決める。

 

・仕事の間は私生活を離れて『主体的に』笑顔で乗り切ると決める。

 

 

させられている、のではなくて

あくまでも自分で決めて、する。

 

その上で、

「なにごとも個人的に受け取らないこと」

 

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ここまで書いてきましたが、

 

言うは易く、行うは難し、でもあります。

 

自然にできている人を参考にしつつ

”約束”を守る瞬間が増えていき、

 

心を守ることに繋げていただけたらと思います。

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

まるごとライフコーチ ゆみさん