【八王子市】日枝神社(2) | ぼっちあるき

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歩きながら考えてみた

日枝神社に来ています。

 

 

あんな所に鳥居が!歩道橋からそれなりには上った気がするけど、かなり高い所にある神社ですね。鳥居の前の道は甲州街道です。車がトミカに見える。階段は下りの方が危険なので、慎重に下りていきます。

 

 

下りて来ました。山王鳥居ではないけど、深い森が山王さん(大山咋神/比叡山)を想起させます。八王子の市街地は扇状地(八王子盆地)になっていますが、浅川に近いこの辺りは段丘崖になっているのでしょうか。傾斜が半端ないです。

 

 

いま下りてきた階段は男坂で、左手にはお稲荷さんに通じる女坂があります。男性と女性との間には明らかな体格差があり、それ故にこうして緩やかな坂が設けられています。山道でも見かけますよね。

 

男女が違うのは自然なことなので、その違いを酌んだ文化というものがあります。それが色濃くなり過ぎて、双方の性に「らしさ」を求めてしまった結果が、男女平等なのでしょう。もちろん、男女云々の前に、人間としては皆平等です。平等というか、フラット。

 

ジェンダーどうこうって前に、人としてフラットに接することが出来ているのか。声高に叫ぶ人ほど偏見が多いのではないか。そもそも両性ともに「性的な目」で見るのは本能だろうし、「ずっとこっちを見てたから痴漢だ」なんて、ただの難癖のようにしか思えないのです。

 

 

女坂がタイムトンネルのように見えたので、ちょっと上ってみました。昼間なのに照明が点いていて、オカルティックな雰囲気です。いいですねぇ。こういうの好きです。女性が一人で上るのは、ちょっと怖いかも。

 

 

日枝神社の近くのお寺に立ち寄ろうと歩いていたら、四つ辻に建つ石像が見えて来ました。四つ辻だし、お寺の近くだし、道も古道っぽいし、庚申塔かもしれません。

 

 

おぉ~!庚申塔がセンターを取っています。左は三界萬霊塔のようですが、右はちょっと判別不能です。台座が綺麗なので、近隣から集められたものでしょうか。庚申塔は元からこの場所にあったのかもしれません。

 

お寺は閉門していたので、次回は商業施設にあるお稲荷さんを訪ねます。それではまた!