【八王子市】市守神社 | ぼっちあるき

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歩きながら考えてみた

子安神社から甲州街道へ向かいます。

 

 

子安神社に隣接する福傳寺にあった道祖神。猿田彦と天宇受売が美男美女になっています。

 

 

甲州街道が八王子駅北口から延びる桑並木通りと交わる交差点で、北村西望の作品に出逢いました。「将軍の孫」と題されており、どうしても頭の中に「北の将軍様」が浮かんでしまいます。孫ということは三代目になるので、ちょうど今の黒電話ロケットボーイかなぁとか。

 

信号待ちをしていたら汗ばんできたので、バッグの中からタオルハンカチを取り出そうと思ったら、持ってくるのを忘れていました。いや今日はヤバイな。虫除けスプレーは持ってきたのに、まさかハンカチを忘れてしまうとは。汗はティッシュで拭うしかないか。

 

 

市守神社に到着。天日鷲神(あめのひわしのかみ)も合祀されているので、市守大鳥神社とも呼ばれています。参道が舗装されているのは、酉の市の日のお詣りに配慮したものでしょう。街の真ん中にあるので、その賑わいは相当なものになるそうです。

 

小田原合戦で八王子城が落ち、城下町の人々は甲州街道沿いの八王子宿に集められました。そこに街が形成されて市が立ち、その市場の守り神として倉稲魂(うかのみたま)命が勧請されます。それが市守神社の始まりです。元はお稲荷さんなんですね。鳥居も丹色ですもんね。

 

 

神社の境内は神域なので当然なのですが、子ども達が思いっきり体を動かす場所が無いのは、都市の課題の定番です。ただ、そんな都市開発を進めていると、少子化に拍車がかかるばかりか、ドーナツ化が顕著になってしまう。

 

そもそも都市開発って頭で考えた通りの街作りなので、そこに人間本来の自然を体現する子どもの入り込む余地はない。「だから仕方ない」と考えるのか、自然と共存する街作りに舵を切るのか。

 

後者であって欲しいけど、赤ん坊の泣き声や子ども達の喚声を「うるさい!」と言う人々の集まりでは、後者の考えには至らないんでしょうね。

 

 

災害って。凄い表現ですね。石原慎太郎さん(元東京都知事/故人)を思い出します。

 

カラスは人類よりも遥かに昔(7千万年前)からいる生き物で、そのサバイバル能力は高いのです。車や電車にクルミ等の堅い物を割らせて食べたりしますよね。人が集まる所には必ず生ごみが出るので、都市部を繁殖地と認識しているようです。

 

カラスは賢いのです。脳の重さは10g程ですが、体重比にすると60分の1位になります。人間の脳は1,300g位ありますが、体重比だと70分の1程です。重さと賢さが比例するとは断言できませんが、カラスの体を構成する臓器として、脳の割合が大きいことは間違いありません。

 

ちなみに日本人の成人の平均体重ですが、男性は78.1kg、女性は65.4kgです。平均体重が理想の体型って訳じゃないけど、体重40kg台を目標にダイエットする女性の意識って、ちょっと異常なことが分かると思います。

 

 

水準点があるます(byアーニャ)。地理好きなら共感してもらえるはず。実際の水準点は、この看板の手前の参道沿いにあります。

 

次回は八王子の聖地に向かいますよ。それではまた!