【茅ヶ崎市】金刀比羅神社 | ぼっちあるき

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歩きながら考えてみた

八雲神社からワープしたら稲荷神社の前に出て来ました。

 

 

あ、いや、まぁ、あの、住宅街を北へ歩いて来ただけです。しかもワープとか大袈裟に言ってますけど、距離にしたら150m程です。パンダ(乗用遊具)ではこれが限界かも(まだ言う)

 

 

境内に生えていた草です。これって子どもの頃に凄くよく見た気がします。とても懐かしくて、思わず撮影しました。こんな感じの草がたくさん生えている所へ足を踏み入れた時、蜂の巣に触れてしまい、蜂に追われて泣きながら逃げた覚えがあります。遠い遠い昔の話ですけどね。

 

 

お稲荷さんの裏手には金刀比羅神社があります。祭神は大物主神となっていますが、これは明治の神仏分離で、修験道と山岳信仰の習合した神だった金比羅権現が廃されてしまった為です。物流の主流が舟だった江戸期には、全国各地で祀られていた神様です。

 

 

社殿からさっきのお稲荷さんが見えますね。こちらは北東向きで、稲荷は南東に向いています。

 

 

これは珍しいISDNの公衆電話BOX。ISDNって"Integrated Services Digital Network"の略なんですよね。ADSLより前のデジタル通信で、いわばデジタル通信の先駆けと言えるネットワークなのです。通信速度は64kbpsと、ギガの時代からしたら超低速ですが、デジタルってとこが最先端だったのです。

 

ちなみに、これによく似たやたらカッコイイ略語に、Suicaがあります。お持ちの方も多いかと思いますが、"Super Urban Intelligent Card"の略だったりします。直訳すると「超都会の知的なカード」で、ちょっとダサイ突き抜けたネーミングになっています。

 

ISDNはもはや昔話ですが、スイカもね、モバイルアプリになっちゃったから、カードっていうのがひと昔前って感じです。時代はどんどん進み、技術の進歩は著しいけど、その経緯(歴史)を知るのって大事です。ダイヤル式の黒電話だって、当時は画期的だったのですから。

 

 

神社を後にして住宅街を西へ歩きます。独特の強い香りを放つ木に遭遇しました。沈丁花でしょうか。ちゃんと見たことがないのでよく分からないけど、この香りはたぶんそうだと思います。春先に漂ってくる香りで、なんとなく覚えのある感じのアレです。伝わるかな。

 

次回はこの先にある庚申塔を訪ねます。それではまた!