【府中市】車返八幡神社(1) | ぼっちあるき

ぼっちあるき

歩きながら考えてみた

本願寺に隣接する八幡神社を訪ねます。

 

 

品陀和気命(応神天皇)を祀る八幡神社。シンプルな神明鳥居が出迎えてくれます。車返八幡神社は、本願寺の守護神として16世紀後期に創建され、地元の産土神として祀られています。

 

 

境内で目を引くのは立派な大木。それぞれが単立しているので、枝葉の広がりがはっきりと分かります。周辺に大きなビル等が無いので、木ものびのびと生育してる感じです。

 

 

石碑が並べられています。周辺各地から集められたものでしょう。実は庚申塔が三基もあります。左から二番目と三番目、そして右端です。どれも文字塔ですが、真ん中のものは折れてしまっています。これは廃仏毀釈云々ではなく、板碑っぽい形状のせいでしょうね。

 

 

あっ!電車!見えますか?拝殿の左側です。あちら側から何度かこの神社を見たことがあるんですよ。で、いつか行こうと思っていて、やっと今日来たのです。

 

そういうのってありませんか。別に神社やお寺じゃなくても、なんとなく気になる場所。気になりつつ行かず終いになってしまうより、最寄り駅で下車して訪ねてみるといいですよ。もしかしたら期待外れに終わるかもしれないけど、きっと何か新たな発見があると思うのです。

 

 

社殿の守護のように立つ欅の大木。もはや巨樹と呼んでもいいでしょう。それくらい神々しい姿です。時折電車が通過する音が響くくらいで、とても静かな空間。神社創建から400年の時の流れを感じさせない光景です。

 

 

拝殿の正面から見ると遠くに感じられましたが、欅は本殿のすぐ後ろに立っています。圧倒的な存在感ですよね。とてもスピリチュアルで、まさに精霊の宿る木と言えるでしょう。神社と線路の間は墓地になっているので、都市開発から逃れられたんでしょうね。それも精霊の力かも。

 

いわゆるパワースポットのような気を感じるので、もうしばらくここに留まります。続きは次回に。それではまた!