小田急線と並走していた津久井道を離れ、丘陵地を登っていきます。
いきなり杉の大木に出逢いました。鳥居が見えますね。御神木でしょうか。
何の神社だろう?扁額も無いし、狛犬もいませんね。ただ、場所的には古くからありそうな感じ。
堂宇の格子の間から覗いたら、大きな狛狐がいました。お稲荷さんのようです。椿の花が載せられていて、女の子っぽい衣装を纏っています。魔除けの丹色を意識したのかもしれません。
ググってみると、ここは大作稲荷神社でした。文安五年(1448)の板碑の断片が出土しているとのことで、かなり昔からこの地に祀られているようです。老朽化が激しかった為、2年前に改修工事をしたとのこと。現代でも氏子制度が続いてることが分かりますね。
さて、神社を後にして山登り再開です。丘陵なので山と呼ぶのは大袈裟かもしれませんが、この勾配ですよ。Oリングが傾斜のキツさを物語っています。ここを越えて京王線側へ抜ける予定なので、ちょっとした山登りなのです。あ、ハイキングっていうのが一番しっくりくるかな。
ひゃ~膝が笑う。まだ天辺ではないけど、舗装道路はここから下りになります。向かう先は左へ延びる山道です。薪が積んであったりして、気分は完全に登山モード。ここから森の中へ突入します。
おぉ!いい感じのアプローチですね。木の根が階段のようになっていますが、踏まぬように歩いていきます。彼らだって生きていますからね。こうして根を張ってくれているおかげで、土砂崩れが容易に起こらないようになっているのです。感謝こそすれ、踏むなんてとんでもないのです。
次回は森林浴を満喫します。それではまた!