【八王子市】金剛院 | ぼっちあるき

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歩きながら考えてみた

金剛院にやって来ました。

 

 

だいぶ陽が傾いてきたけど、まだ太陽光に力強さがありますね。金剛院はその名が示す通り、高野山真言宗のお寺です。天正四年(1576)の創建ですが、八王子空襲で被災した為、現在の本堂は1970年に再建されたものです。

 

 

ここにも八王子七福神が祀られていますね。洒落た六角堂の中に納められているのは誰でしょう。

 

 

福禄寿でした。寿老人と一緒の扱いにされることも多く、七福神の中では認知度が低いかもしれません。八王子では吉祥天も加えて八福神となっていますが、吉祥天の方が認知度は高そうです。ちなみに今回は見ることができなかったけど、寿老人は宗格院の六角堂に納められていましたね。

 

福禄寿や寿老人は道教の神で、幸福(実子に恵まれる)・封禄(財産)・長寿(健康長寿)の三徳を具現化したものです。中国には三星信仰があり、その三星とは「福星・禄星・寿星」を指しています。つまり福禄寿は、この三星が三位一体となった神様なのです。

 

実は日本で福禄寿と寿老人が一緒の扱いにされてしまうのは、あながち間違いではありません。三星図が伝来した際、寿星だけが老人の姿で描かれ、他の二星は蝙蝠(「ふく」の音)や鹿(同じく「ろく」)で描かれていたのです。その絵を見たら、寿老人という神様が使いを伴っているように見えますよね。

 

つまり寿老人は、福禄寿の寿だけが独り歩きしてしまった感じで、本当は三位一体の福禄寿な訳です。そのため寿老人は、七福神から外されたりすることもありました。

 

寿老人は南極老人星(カノープス)の化身とされており、カノープス(りゅうこつ座α星)は太陽を除けば、シリウスに次いで2番目に明るい恒星です。シリウスと地球との距離は約8.6光年ですが、カノーブスは約310光年先にあります。それなのに2番目の明るさって、凄いですよね。

 

 

物凄く立派な手水舎。さぞや神聖な水が湧き出ていることでしょう。

 

 

おっと、ここもオブジェ化しています。まだコロナを引きずっているのでしょうか。マスコミは最近麻疹(はしか)でワクチン接種を煽ってますね。もうずっと続くと思いますよ。これが続くことで何処にお金が流れるのかって考えると、ちょっとだけ「世の中の仕組み」が見えてくるかと思います。

 

ちなみにウイルスって、人間の肌を突き抜けることは出来ません。だから穴の開いた所(傷口も含む)を狙って侵入してきます。でもね、人間の体って宇宙の神秘と同じくらい複雑ですから、そんなに簡単に感染させないし、免疫も働きます。

 

もちろん「精神的な安心」を得たくて接種するのは自由ですが、コロナワクチン接種後に著名人だけでもどれだけの人が犠牲になったか。無料ってこととノーリスクってことは別の話ですからね。化学薬品に頼る健康維持法からは、早めの離脱がお勧めです。薬膳とかね。

 

 

春分の日に弘法市があるようです。フリマな感じですかね。京都の東寺では、空海の命日である21日に毎月開かれています。って、空海って今も禅定を続けているんですよね。高野山奥之院の霊廟には、毎日食事も運ばれているし。なのに命日って…とか考えちゃ駄目なんですよきっと。

 

次回は近隣の神社仏閣を訪ねます。それではまた!