【八王子市】多賀神社(2) | ぼっちあるき

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歩きながら考えてみた

多賀神社に来ています。

 

 

欅でしょぅか。THE 冬景色ですね。今季は極寒の日が少なかったけど、それでも雪が降ったりして、冬らしい日もありました。もうすぐこの木々にも芽が吹き、青々とした春景色になります。四季という変化に対応し、それを楽しめる人間って、素晴らしいですね。

 

 

伊弉諾と伊弉冉を祀る多賀神社。総本社は滋賀県犬上郡多賀町にあります。お守りとして杓文字を授ける「お多賀杓子」は、お玉杓子やオタマジャクシの語源とされています。

 

お守りとして杓文字を授けるのは、元正天皇(女帝)が病の際に、強飯とシデの木で作った杓子を献上したところ、帝の病が全快したからだと伝わっています。無病長寿の縁起物とされているようです。

 

 

拝殿前の参道に、両サイドから建物が迫って来るのは珍しい。監視されている感が半端ない。圧迫感というか、露店のような気軽さはありません。誰も見てないし、左側は休憩所なんですけどね。

 

 

注連縄も紙垂も特徴的です。しかも注連縄が青い。その上には正面を向いた龍がいます。これも珍しい。長くぶら下がった鈴緒は重そうで、揺らして鳴らすのが憚られる感じがします。レンジャー部隊の訓練用ロープみたいですね。

 

 

吊灯籠があります。仏具ですけど、ほとんどの人は参詣時に拝んでますから、「神も仏も」でいいと思います。それより、鈴の間に監視カメラがありますね。もはやこれが無い神社の方が珍しいくらいです。株価が史上最高値を更新しても、庶民の暮らしが苦しい証左とも言えるでしょう。

 

 

本殿の裏からアクセスしたので、表参道から神社を後にします。凄い数の御神灯が並んでますね。地元の方々の信仰の篤さが窺えます。右端にある街灯もレトロでいい感じです。もうちょっと暗くなったら点るのかも。見てみたい気もするけど、先へ進むことにします。

 

次回は浅川を越えて北へ向かいます。それではまた!