【八王子市】西八王子 | ぼっちあるき

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歩きながら考えてみた

今日は西八王子で神社仏閣巡りをします。

 

 

まずはJR中央本線で西八王子駅へ。電車遅延で有名な中央線の中でも、西八王子を挟んだ高尾と八王子の間は、自殺の名所でもあります。名所っていうのは変だけど、2004年からの10年間で39名が「人身事故」で亡くなっています。単純計算で3か月に1人です。

 

山に近く、少し歩けば緑豊かなこの土地で、何故に自殺が多いのか。朝のラッシュ時の混雑を見れば、その一端が垣間見れるかもしれません。

 

都下と呼ばれるエリアでは、都心に向かうという画一的な生活様式が顕著です。そこには常に競争がある。他者との比較がある。せっかく都心から離れていても、それが逆に競争心を煽る。そんな大人の様子は、この駅に降り立つたくさんの高校生の生き方にも影響を与えている。そんな気がします。

 

 

てか、雨ですわ。なんでやねん!聞いてへんで。あかん。朝ドラのせいで福来スズ子になってもうたわ。いやでもホント、雨が降るとか聞いてないんですけど。しかも通り雨っぽい。これなら雪の方がよろしいわ。あ、でも1時間位で止むみたいですね。

 

 

とりあえずパチンコ屋さんの前にあった喫煙所で雨宿りします。まぁ一服したいだけですけどね。店の前に仮設テントのような場所があって、パチンコをするしないに関係なく、喫煙者が訪れています。これはこれで、地域貢献だと思うなぁ。お世話になりました。

 

 

雨が上がったので、喫煙所から北西へと向かいます。学生服の店に大きな壁掛け時計がありました。レトロでいい感じですね。でもなんか口コミの評判はすこぶる悪いみたい。立地がいいのと、確実なニーズがある学生服なので、大名商売なんだろうか。立ち寄ることはないと思うけど、ちょっと残念ですね。

 

 

あぁ、なんか街並みもレトロな感じ。57万8千人余の人口を抱える八王子市も、少し西へ来ると甲州の空気感がありますね。街灯もいい味出してます。都下ではあるけれど、独自の発展を遂げた印象です。甲斐の武田の侵入を防いだ街は、後に桑都として発展し、現在は学生街として賑わっています。

 

 

甲州街道を渡ると、車両侵入禁止になりました。こういう道はいいですね。安心して歩けます。時間帯によっては車も通れるのかな。この道を歩いて、最初の目的地である宗格院を目指します。続きは次回に。それではまた!