大ヶ谷戸から北へ進み、厚木街道(R246)に架かる歩道橋を渡ります。
なんか凄く立派な歩道橋ですね。このままグランベリーパークへ繋がっているんだろうか。歩いて来た道も普通の道だし、「なぜこんな大袈裟な歩道橋が?」という疑問が払拭できません。とりあえず昇ってみましょう。
おぉ~!近未来的な造りですね。右手にタワマンが見えるけど、他に突出した高さの建物が無いので、とても高い所にいるような気がします。タイル張りに意匠も凝らされていて、もはや歩道橋の域を超えています。
「その者青き衣を纏いて金色の野に降り立つべし」(風の谷のナウシカ)と頭の中で婆様が唱え始めました。一体何なのか分からなかったのでググってみると、なんとこれは織姫なんだそうです。えっ、ということは、さっき昇る時見たのはもしかして彦星?
「ギリシア彫刻かなんかかなぁ」と思って、テキトーに撮影したんですよ。まさかこれが彦星だったとは。もっとちゃんと正面から撮れば良かったけど、まさか歩道橋にそんな仕掛けがあったとは思いも寄らなかった。
それで銀河歩道橋なんて名前が付いているんですね。ニーヨンロクを走る車が流れ星なイメージでしょうか。そう考えるとちょっとロマンティックで、夜にこの橋を撮影に来るカメラマンは多いみたいです。カップルで来ると盛り上がるかもしれないですね。それにしても見事な歩道橋だ。
歩道橋を越えた先は「水道みち」になっていました。明治20年(1887)に日本初の近代水道が引かれた際、その敷設工事にトロッコが用いられたんだそうです。
なるほど!遊具のあった暗渠みたいな道は、トロッコが走った跡だったんですね。腑に落ちました。この道は横浜の野毛山公園まで続いているので、いつか辿って歩いてみたいですね。
次回はグランベリーパークへ行きます。それではまた!